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不明母子発見で報道混乱 速報の在り方に課題
新潟県中越地震で土砂崩れに巻き込まれた母子3人の発見をめぐり、現地の情報が混乱、共同通信を含め複数の報道機関が一時「3人の生存を確認」などと事実と異なる内容を報じた。まもなく訂正したが、速報の在り方に課題を残した。
東京消防庁などによると、レスキュー隊が捜索開始約20分後に人命探査装置で生体反応を確認した。呼び掛けに応じる声が聞こえたという。
「生存情報」が報道機関にもたらされたのは27日午後2時15分すぎ。長岡市災害対策本部に現場からの無線情報として「レスキュー隊が3人の生存を確認」との連絡が入った。これをきっかけに情報が錯綜、市の対策本部など関係機関に「母子の心臓の波形を確認」「子供は生存」「女性の声を確認」「女性は救護措置が必要」などの情報が次々と入った。
これらを基に共同通信は2時44分に「3人生存」と速報。テレビは現場中継の途中で「3人生存」をテロップで伝えた。号外やインターネットで「母子の生存確認」と報じた新聞もあった。共同通信はその後「子供2人を救出」と誤って報道。
午後3時半ごろになって現場で新潟県の担当者が「2人目は生死確認できず」と説明、総務省消防庁も4時すぎに「母親に生命の兆候なし」と発表したため、各社はそれまでの報道を訂正した。
(共同通信) - 10月29日14時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000137-kyodo-soci