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(回答先: 車内で避難の主婦死亡 エコノミー症候群か(毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 28 日 23:36:09)
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20041029/m20041029000.html
十万人近くが避難生活を続ける新潟県中越地震の被災地で二十八日、車の中で寝泊まりしていた女性二人が相次ぎ突然死し、地震による死者は計三十五人となった。ストレスや疲労、血液の循環が悪くなる「エコノミークラス症候群」が原因とみられる。避難所でも、お年寄りや子供に、不眠やいらつき、動悸(どうき)、恐怖体験を急に思いだす「フラッシュバック」など「急性ストレス障害(ASD)」の症状が確認され、被災者の心身のケアの重要性が日増しに高まっている。
県警によると、死亡したのは川西町の主婦、野沢悦子さん(48)と広神村の佐藤松野さん(84)。
野沢さんは二十七日夜から自宅前の公民館駐車場に止めたミニバンの運転席で寝ていたが、二十八日早朝、車外に出てトランクのおにぎりを出そうとしたところ突然倒れた。死因は不自然な姿勢で長時間過ごしたことによる肺塞栓(そくせん)だった。野沢さん宅は地震で家具が散乱し、寝る場所がないことに加え、余震を恐れて車中泊を続けていた。
佐藤さんも二十三日から夜は車内に避難し、昼は自宅で過ごす生活をしており、死因は疲労やストレスによる急性心不全。持病はなかったという。
一方、警察庁のまとめでは、県内の負傷者は二千五百九十九人。住宅被害(全半壊と一部損壊)は六千戸を超えた。