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縦横1メートルのコンクリート片が落下した上越新幹線の魚沼トンネル内部=JR東日本提供
新潟県中越地震で、上越新幹線の浦佐−長岡間にある魚沼トンネル(全長約8625メートル)が路盤が盛り上がるなど、復旧のめどが立たないほどの被害を受けたことが25日、JR東日本の調査で分かった。95年の阪神大震災でも大きな被害がなく、地震に強いといわれる「山岳トンネル」で被害が出たことで、全国のトンネルの地震対策を根本的に見直さなければならない可能性も出てきた。
被害は長岡側入り口から約6キロ強の地点で幅200メートルにわたっていた。レールの土台の路盤が数十センチ盛り上がり、天井から縦横1メートル以上のコンクリートの塊が落下。側壁も崩れ落ちていた。
阪神大震災では天井と床をコンクリート製柱で支えるタイプのトンネルが数カ所崩壊したが、山腹などに穴を開ける山岳トンネルで大被害はなく、魚沼トンネルなどはJR東日本の補強計画の対象になっていなかった。
脱線した「とき325号」はトンネルの破損現場を、揺れを受ける約3分前に通っており、地震の発生時間によっては大惨事になる可能性もあった。【矢野純一】
毎日新聞 2004年10月25日 23時14分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041026k0000m040149000c.html