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(回答先: 震源周辺に無数の断層、ひずみ連鎖し余震続く?(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 25 日 16:23:59)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041025i206.htm
新潟県中越地震で、規模の大きい余震が続発している理由として、茂木清夫・東大名誉教授(前地震予知連絡会会長)は「震源が浅く、周辺地域を無数の断層が走り、その断層面が複雑なため」と説明する。
茂木氏によれば、断層面がでこぼこしているため、一気に滑らず、断続的に起きるという。ひずみの解放が、連鎖的に周辺の断層のひずみを生み、この断層が破壊され、余震が続く。内陸直下の浅い地震のため、マグニチュード(M)の割に、大きな揺れとなるとみられる。
茂木氏はさらに「余震は周辺にじわじわと拡大していくとみられ、警戒が必要」と指摘する。
政府の地震調査委員会(津村建四朗委員長)は今回の地震は、大きな地震の後に、余震が続く「本震―余震」型としている。
地震発生後の余震回数は、2日目に半分程度、3日目に3分の1程度に減少し、規模も小さくなるのが通常。津村委員長は「阪神大震災もこの経過をたどった」としているが、今回は、規模の大きい余震が多発している。
茂木氏は、従来の「本震―余震」型とは違い「群発地震に似ている」とし、「地震活動が、比較的長期に続くかもしれない」と話している。
(2004/10/25/14:53 読売新聞 無断転載禁止)