現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文11 > 518.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.asahi.com/national/update/1024/010.html
新潟県中越地方を中心に震度6強を連続して観測した地震は24日、被害がさらに広がり、総務省消防庁や新潟県警によると、21人の死亡が確認された。けが人は朝日新聞社の集計で千人以上。各地で道路が寸断され、孤立した山古志村では村民をヘリで救出している。中越地方を中心に約6万5000人が小学校などに避難している。約13万戸が停電した。脱線した上越新幹線は新潟までの再開のめどが立っていない。高速道路も復旧のめどが立っていない。余震も続いており、今後も震度6規模の余震があるとして気象庁は警戒を呼びかけている。政府は「非常災害対策本部」を設置した。気象庁は震度6強を観測した最初の地震を「04年新潟県中越地震」と命名した。
死亡が確認されたのは、小千谷市で8人、川口町で4人、十日町市で3人、長岡市と山古志村で各2人、湯沢町と見附市で各1人。土砂崩れや倒壊した建物の下敷きになったり、地震によるショックで死亡したりした人が多かった。
新潟県内では24日になっても余震が続き、午後5時までに体に感じる余震は計286回。午後2時21分ごろには小千谷市で震度5強を観測した。
同庁によると、最初の23日午後5時56分の地震は、その後の調査で震源が当初の推定より浅く、約13キロだったことが分かった。最初の地震が「本震」だったと判断、地震活動は「本震−余震型」で推移しているとみている。
そのうえで、7日以内にマグニチュード(M)6.0以上(震度6級)の余震が発生する確率は10%と推計。M5.5以上(震度5強程度)の確率は20%、M5.0以上(震度5弱程度)の確率は30%と算出した。台風による大雨で地盤が緩んでいるうえ、26日からは再び雨になるとみられ、土砂災害への警戒を呼びかけている。
新潟県は中越地方の29市町村に災害救助法を適用することを決めた。
県によると、24日午後4時現在、中越地方を中心に6万4865人が避難している。
東北電力によると、24日午後2時現在、24市町村で約12万9000戸が停電している。
新潟県内は道路の寸断などで孤立する地域が相次いだ。山古志村では、村民を自衛隊のヘリなどで救出している。
長岡市の蓬平(よもぎひら)温泉の旅館街では、旅行者ら640人が孤立、地元の学校に避難している。
上越新幹線は東京−越後湯沢間で折り返し運転を再開したが、新潟までの再開のめどはたっていない。 (10/24 18:36)