現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文11 > 421.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【ワシントン=笹沢教一】米ワシントン州のセントヘレンズ山(標高2549メートル)が米東部時間1日午後3時ごろ、18年ぶりに噴火した。
同山は1980年5月に大噴火を起こし、周辺住民57人が死亡、約400キロ離れた地域まで火山灰で覆われるなど大きな被害を出している。
同州の地質調査所カスケード火山観測所によると、今回の噴火は小規模で20数分で沈静化したが、マグマが地下を動いているため、今後数日―数週間のうちに再度噴火する可能性があるという。
航空機の観測では、大量の水蒸気と火山灰による灰白色の噴煙が高さ約3000メートルまで達した。この影響で北西部に多くの便を持つアラスカ航空が同日午後の運航を一時中止した。
一帯では約1週間前から群発地震が続くなど噴火の兆候を示し、当局が「70%の確率で近日中に噴火する」と警戒情報を出して注意を呼びかけていた。
(2004/10/2/10:51 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041002i103.htm