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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040823-00000014-yom-soci
海洋研究開発機構は23日、有人潜水調査船「しんかい6500」が今年7月、南米沖の東太平洋海底で世界最大の溶岩流を見つけたと発表した。
溶岩流は、南北40キロ・メートル、東西15キロ・メートルの範囲に広がり、体積は19立方キロ・メートルに及ぶと推定される。これは、JR山手線の内側を300メートルの厚さで埋め尽くす量で、約2万―3万年前に起きた海底火山の巨大噴火で大量のマグマが流れ出た跡と見られる。
地球内部からマグマが盛り上がり、地球の表層を覆うプレート(板状の岩盤)が新しくできる南米沖の「中央海嶺(かいれい)」の直下では、これほどのマグマが存在しないことがすでに知られている。
溶岩流が今回見つかったのは、中央海嶺の西側3―5キロ・メートルの地点。調査にあたった海野進・静岡大教授は「『マグマが出てきてプレートが作られるのは中央海嶺だけ』との通説は誤りで、数万年に一度、中央海嶺とは離れた場所で、はるかに巨大な噴火が起こるメカニズムがあるのではないか」と見ている。
(読売新聞) - 8月24日0時33分更新