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★ 一月遅れになりましたが、カッシーニの捕らえた土星の映像関係の解説です:
【2004年7月5日 JPL News Release(1) / JPL News Release(2)】
黒い影のような暗い部分を持つ衛星イアペタス
イアペタス(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) |
イアペタスは、1672年に天文学者カッシーニによって発見された衛星だ。直径は1436kmで、地球の月のおよそ3分の1である。密度が低く、傾いた公転軌道を持つという特徴もある。探査機カッシーニの4年間の活動の間でイアペタスへの接近は2回予定されており、最短では1000kmまで近づくことになっている。
優雅な天然色のリング
天然色のリング(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) |
土星のリングは主に水氷でできており、白い色はその純粋な水氷が存在していることを示している。その他の色の部分には、炭素化合物や岩石などが含まれていると考えられている。今後、探査機カッシーニのデータから、リングの組成の謎が明らかにされていくだろう。
土星探査機カッシーニが捉えた、黒い物質に覆われる衛星イアペタスと優雅な天然色のリング