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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00000076-kyt-l26
京都大は9日、京大宇治キャンパス(京都府宇治市五ケ庄)にある木質科学研究所と宙空電波科学研究センターを統合再編し、人類の生存と発展を脅かす諸問題の解決に取り組む「生存圏研究所」を4月に新設する、と発表した。
同研究所は当面、宇治キャンパスの既存施設を活用する。両施設で従来行ってきた研究を融合する中核研究部や、学外研究機関と共同研究する開放型研究推進部などで構成する。
宇宙太陽発電所や木質系バイオマスの変換などで二酸化炭素を出さない太陽エネルギー依存循環社会を目指す研究をはじめ、人類の生存圏拡大に向けた宇宙環境利用、循環型資源の開発などに取り組む。所長には宙空電波センター長の松本紘教授(61)が就任する。任期は4月1日から2年間。松本教授は「生存圏科学という新しい学問分野を切り開きたい」と話した。
また、4月の法人化に伴って新設する役員会の理事候補者7人も発表した。学外理事として医仁会武田総合病院(京都市伏見区)の佐古伊康院長(67)を病院担当として選んだ。尾池和夫総長は「京大医学部付属病院は大きな赤字を出しているので、ベテランの病院経営者によって、病院の社会貢献機能を守っていきたい」と期待を表した。
役員会は現在の評議会に代わる大学の最高意志決定機関で、他の理事候補者6人は、金田章裕副学長や本間政雄事務局長ら京大関係者。任期は特例で4月1日から1年半。(京都新聞)
[3月9日22時0分更新]