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深海魚アブラボウズズが大往生 室蘭水族館のシンボル(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050503&j=0025&k=200505038315
【室蘭】一九六九年から飼育され、市立室蘭水族館のシンボルだった体長一・五メートル、重さ四○キロの深海魚アブラボウズが、三十五年八カ月の長寿記録を残して、大往生した。
日高沖で捕獲された時は五センチの稚魚。四年前、「隠居」して予備水槽に移ったが、四月二十九日朝、水面に浮かんでいるのが発見された。
死んだのは、くしくも今季の開館日。展示中の四匹の後輩は体長約七○センチとまだ半分以下。「早く大きくなれ」という長老の「遺言」が聞こえてきそうだ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20050503.200505038315.jpg
室蘭水族館の全国一長寿アブラボウズ、大往生(室蘭民報)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/topi/topi.htm#01
35歳の大往生―。室蘭水族館(一家幸治館長)で全国一の長寿を誇ったアブラボウズが先月下旬に死んだ。死因は”老衰”。昭和44年、浦河沖で稚魚として捕獲、同館で大切に飼育され成長し、多くのファンを楽しませてきた。
4月29日午前、巡回中の職員が予備水槽で腹を水面に向けて浮かんでいるアブラボウズを見つけ、死んでいるのが分かった。体長は約1・5メートル、体重40キロ。同館では最も大きな魚で高齢だった。昨年春から目の病気と衰えが著しく、展示水槽から予備水槽に移していた。
アブラボウズは昭和44年、浦河沖で海草に付いていた稚魚2匹のうちの1匹。体長は約5センチ。同館は全国で初めて飼育に挑戦した。えさの大きさや量、水槽の水温管理などに神経を注ぐなど、職員の挑戦が続いた。
46年に同館の「シンボルフィッシュ」に認定され、マスコットキャラクターとして多くの市民に親しまれた。
一家館長は「魚が長生きするよう飼育に工夫を凝らし、来館者に喜んでもらう。このアブラボウズは役目を全うした。35年の生存は全国の最長記録として永遠に残す」と話している。