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<アマ野球>四国独立リーグ開幕 計180試合行う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050429-00000077-mai-spo
日本初の野球独立リーグ「四国アイランドリーグ」が29日、開幕した。初戦は約7000人の観客を集め松山市の坊っちゃんスタジアムであり、「高知ファイティングドッグス」が8―2で「愛媛マンダリンパイレーツ」を破った。リーグにはプロ入りを目指す若手選手100人が四国4県の計4チームに所属。10月まで1チーム90試合ずつ計180試合を行う。
プロ野球・元オリックス監督の石毛宏典氏が社長を務める「IBLJ」(本社・東京都)が運営。既存のプロ野球や社会人野球から独立し、地域に根ざした新リーグとして活動する。米国では定着しているが、国内では初の試み。【高瀬浩平、津久井達】
◇ゲームの「質」に課題が
29日開幕した日本球界初の野球の独立リーグ「四国アイランドリーグ」。ゴールデンウイーク初日とあって、7067人の観客を集めたが、試合時間は3時間18分と長時間化。プレーでは、140キロ台後半の速球を投げ込む投手もいたが、失策や記録に表れない守備の乱れが目立ち、ゲームの「質」に課題が残った。
試合の長時間化は、8対2で高知が愛媛を破った試合内容に加え、イニング間の間延びや、バッテリーのサイン交換時間の長さ、けん制の多さなども影響。会見した石毛宏典・IBLJ社長も「2時間半くらいには縮めたい」。午後6時開始のナイターでは、原則午後9時までしか照明を使用できない球場もある。
プレーでは、愛媛の先発、西山道隆投手(25)が最速148キロの速球でファンを沸かせた。しかし、高めに浮いた直球を痛打されるなど6回を被安打10の5失点。西山は「むきになってまっすぐを投げては打たれる悪い癖が出た」と反省しきり。スタンドで観戦した横浜のスカウトは「素材のいい選手はいた。西山君も直球の速さは十分。制球力と変化球の決め球が課題」とした。
守備では、両チーム合わせて4失策。二塁手が打球に追いつきながら中堅にそらすケース(記録は安打)や単打性の当たりを外野手がもたつく間に二塁に進められる(記録は二塁打)など失策にならないミスも。石毛社長は「選手は経験を積み、場数を踏めば伸びると思う」と期待する。年間90試合の実戦の中でいかに試合のマンネリ化を防ぎ、質を上げるかが重要になる。【井沢真】
(毎日新聞) - 4月29日21時19分更新