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◎室蘭海保・HP作成、「縁結び白鳥大橋」橋渡し
素晴らしいデートスポットに来てね−。室蘭海上保安部は、室蘭市内の海にちなんだデートスポットを紹介する「縁結びのうわさ」コーナーをホームページ(HP)に新設した。白鳥大橋を渡ると結ばれる−という若者たちがささやくうわさに合わせ、大橋やチキウ岬灯台などの写真を載せた。「HPを見て、道内各地から室蘭に足を運んで」と呼び掛けている。
「縁結びのうわさ」コーナーを開くと、「白鳥大橋を渡った2人は結ばれる」の文字が躍る。掲載した写真は祝津側から見た羊蹄山をバックにした「白鳥大橋」、イルミネーションが輝く夜景の「白鳥大橋」の2枚。
続いて、「ドライブで室蘭を訪れるカップルに、絶好の穴場を紹介します」として、大黒島に沈む夕日、祝津展望台から見る白鳥大橋、トッカリショ浜の断崖、チキウ岬灯台−のデートスポットを写真で取り上げた。
各スポットごとに「みたらからの眺めは最高」(大黒島)「帆船の海王丸が通航している」(白鳥大橋)「車で下がると素晴らしい景色が飛び込んでくる」(トッカリショ)などと説明文を付けた。末尾の「道しるべ」をクリックすると、JR母恋駅から各スポットの道のりを示した地図にアクセスできる。
このほか、地球岬展望台にある幸福の鐘、チキウ岬灯台を背景にしたカップル−の写真3枚を載せて、チキウ岬灯台を売り込んでいる。
掲載された写真は10枚。海と写真を愛する同海保のベテラン職員が撮影した。数日から10日程度をかけ、三脚を使用するなどした力作ぞろいだ。
地域への貢献と海の観光・環境業務の一環として、同海保はホームページの観光利用を推進している。この一環として、今年1月に「白鳥大橋をカップルで渡ると結ばれる」のうわさを取材した新聞記事、「地域を元気づける」という若手有志の活動に触発され、「海の観光スポットを紹介しよう」と、HPのコーナーを立ち上げた。
同海保の小泉光一次長は「チキウ岬灯台の一般公開では、毎年2、300のカップルが訪れ、景色を楽しんでいる。室蘭は海が舞台となるデートスポットは多い。大勢の若者たちが利用してほしい」と期待している。
■白鳥大橋ハッピープロジェクト
室蘭を恋人が集まるロマンチックなマチにしよう―と、市内の若者有志が動き始めた。名付けて「白鳥大橋ハッピープロジェクト(仮称)」。若者たちによる座談会が28日夜、市中島サービスセンターで開かれ、大橋の魅力を売り込むさまざまな意見を出し合った。
札幌市内の女子大生たちから広まった「白鳥大橋をカップルで渡ると結ばれる」といううわさがきっかけ。「幸運のうわさを広め、恋人たちの心や思い出に室蘭の魅力を刻んでもらおう」と、市民団体や市民有志の若者が立ち上がった。
初めての集まりとなった座談会は市民団体の代表者や室工大生、賛同する若者ら7人が出席。今後どんな活動が可能か、アイデアを自由に出し合った。
この中で「白鳥大橋のライトを点滅させて美しく見せたら喜ばれるのでは」「みたらに絵馬を置くなど、何か記念に残る物を設置したらどうか」というアイデアはじめ、地域の商店街と連携した取り組みの実施など、さまざまな意見が出た。
同グループは今後、週1、2回ずつ話し合いを進め、同プロジェクトの具体的な活動を固める方針。次回は4月5日に開く予定だ。
http://www.muromin.mnw.jp/muroHPZ/topi/topi.htm#07