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2005年02月14日(月)
合併反対派町長が当選、分離めざす構え 青森・浪岡町
青森市との合併を進めた町長が住民投票で解職されたことに伴う青森県浪岡町の出直し町長選が13日あり、合併の白紙撤回を訴えた前町議で新顔の古村一雄氏(60)=社民、共産推薦=が初当選した。合併は両市町議会と県議会の議決を経て、今年1月の総務省告示で正式に決まっている。古村氏は4月1日に誕生する新しい青森市からの分離をめざす構えだ。
「平成の大合併」で合併決定後に首長が解職され、合併反対派の首長が誕生したことについて総務省は「聞いたことがない」としている。同省によると、合併をやめるのは「法的には不可能」という。
開票結果は古村氏が6864票で、合併を進めた加藤新吉前町長(69)が5444票。投票率は72.67%だった。
合併をめぐっては反対派の住民グループが昨年5月、「青森市とは地理的にも精神的にも遠い」として、合併の賛否を問う住民投票条例制定案を提出したが町議会が否決。続いて加藤前町長の解職を求めて署名を集め、昨年12月の住民投票で解職が成立した。
新町長の任期は3月31日までの47日間。古村氏は13日の記者会見で「今週中に臨時町議会を招集し、合併の賛否を問う住民投票を行いたい」と表明。合併成立後の新青森市議会や県議会での議決を得て、旧浪岡町を新青森市から分離させたいと話している。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20050214/K2005021400370.html