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花粉症:
いらっしゃい、北の避“粉”地 4泊ツアー募集−−北海道・上士幌町
◇スギ・ヒノキなし、大発生を機に「町おこし」へ試験実施
北海道上士幌町は、スギ花粉症に苦しむ本州の人たちを対象に3月23日から4泊5日のツアーを実施する。スギやヒノキの木がなく花粉の少ない町内で症状を緩和し、温泉入浴や農家との交流などでリフレッシュしてもらうのが狙い。試験実施だが、参加者の意見を参考に来年度以降、本格化する。“避花粉地”を前面に打ち出して、町の活性化につなげる。
日本気象協会によると、今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は例年に比べて多く、昨春の10倍以上の所もあるという。スギは道南が北限で、エゾマツやカラマツの森が広がる大雪山国立公園内の大自然は、花粉症に悩む人にとって別天地。
糠平(ぬかびら)湖畔の糠平温泉に滞在し、NPO「ひがし大雪自然ガイドセンター」で歩くスキーなどを楽しんだり、農家との交流、ソーセージやアイスクリーム作りを行う。また、北海道大遺伝子病制御研究所の西村孝司教授(免疫学)が参加者の免疫力測定をするほか、花粉症にかかりにくい食生活をアドバイスする。
今回はモニター10人程度を募集。町までの交通費とオプショナルツアー代はかかるが、食事や宿泊は無料。詳しい募集要項は、2月上旬に町のホームページに掲載する。
町企画課は「参加者のニーズを検証し、来年度以降の参考にしたい。将来は、花粉飛散時期(1〜4月)の長期滞在を実現したい」と話す。問い合わせは同課(01564・2・2111)。町のアドレスは、
【立松敏幸】
毎日新聞 2005年1月29日 東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2005/01/29/20050129dde041040054000c.html