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http://www.sankei.co.jp/eco/news/2004/12/22-5.html
「最後の清流」四万十もアユ激減 乱獲原因 地元漁協、対策に本腰(12/22)
「最後の清流」と呼ばれる高知県の四万十川で名産のアユが激減している。かつては日本一の漁獲量を誇ったが、昨年は最盛期のわずか4%に。森林の荒廃による泥の流入や乱獲などが原因とみられ、地元の漁協は十月以降の漁を全面禁止にするなど、対策に本腰を入れ始めた。
四万十川はアユの生育に適した自然環境が残り、昭和五十年には約千六百トンの漁獲量があった。泥臭さがなく味が良いことで知られ、清流のイメージも加わって特産品となったが、平成四年以降は減少が続き、昨年は六十四トンと激減した。
危機感を抱いた流域の四漁協は、秋から冬にかけて産卵のため川を下るアユを取る「落ちアユ漁」を初めて全面禁止。例年は十二月一日から漁が始まり、約三千人の釣り客が集まる四万十川の冬の風物詩となっていた。
禁漁を提案した四万十川中央漁協の岡山静夫組合長(69)は「苦渋の決断だったが、このままでは本当にアユがいなくなってしまう」と話す。
同漁協はこれまでも産卵場の造成や放流に取り組んできたが、アユの生態に詳しい同県夜須町の河川生物調査コンサルタント、高橋勇夫さん(47)は「対策を講じた後の検証が大事。産卵場の保護や長期的な禁漁など、息の長い取り組みが必要だ」と指摘している。
2004/12/22(産経新聞朝刊)
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ちょっと古いですが同じ記事が昨日の神戸新聞の夕刊にのってたもんで。
神戸新聞では一九七五年になってるところがこれでは昭和五十年になっています。