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群馬県議会の2つの特別委員会が2001年7月に行った1泊2日の県内視察で、県職員も参加して夕食会を開き、飲食代や宿泊費などを公費から支出したのは県条例などに違反するとして、市民オンブズマン群馬のメンバーが、小寺弘之知事や参加した県議ら計31人を相手取り、計約160万円を県に支払うよう求めた住民訴訟の判決が17日、前橋地裁であった。
東条宏裁判長は「県議や県職員が視察に際し、夕食会を開き宿泊することは著しく合理性を欠き、公費支出は違法」と述べ、31人に対し、視察日の日当分約5万円を除いた約計155万円を県に支払うよう命じた。東条裁判長は、視察自体の必要性は認めたものの、「宿泊と飲食の支出は、公務上、必要なかった」とした。
判決などによると、2001年7月5日、同県議会の景気対策・科学技術特別委(当時)が桐生市などで行った視察で、県議や県職員ら76人が夕食会や宿泊などに参加。県から1人当たり1万5000―2万200円が支給された。同月3日には、こども未来特別委(同)が富岡市内などを視察。32人が参加、同1万4701円が支給された。
(2004/12/17/12:29 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041217ic04.htm