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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041205-00000060-kyodo-ent
飛鳥から奈良時代の朝廷の官衙(かんが)(役所)跡が見つかった仙台市太白区の郡山遺跡が、蝦夷(えみし)と呼ばれた東北地方住民を支配するために設置された最古の城柵(じょうさく)であるとの見方が強まっている。蝦夷に服属を誓わせる儀式に使われたとみられる石組みの池も発見され、朝廷の東北征服の実態を解明する上で注目されている。
25年前に郡山遺跡の発掘が始まった当初は、防備の弱い通常の官衙跡と考えられていた。
しかし、蝦夷支配のため、朝廷が後に造った多賀城(宮城県多賀城市)や胆沢城(岩手県水沢市)などの城柵と同様、中枢部を取り囲むように、太い材木の列や板塀の跡が出現。軍隊の駐屯を示唆する鍛冶工房の跡なども次々と見つかり、周囲の蝦夷社会との緊張関係が浮かび上がった。
(共同通信) - 12月5日16時8分更新