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最南端の出版社「南山舎」が元気 新刊4冊、無料誌も準備中
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000018-ryu-oki
【八重山】石垣市の日本最南端の出版社「南山舎」(上江洲儀正代表)が元気だ。今年に入って「やいま文庫シリーズ」の3冊を含む新刊4冊を出版、12月には観光客向けの無料誌「やえやまナビ」も発行する予定だ。定番の月刊情報誌とガイドブックも人気で、「読者と顔の見える関係」を大切に、地元八重山に根を下ろした出版活動を展開している。
東京から石垣に戻ってきた上江洲さんが同社を設立したのは1988年。島外を見てきた目で古里を見詰め直すと驚きの連続だったという。八重山の自然の移ろいや祭り行事などをメモに書き留めていたものを形にしようと「八重山手帳」の出版が最初だった。当時バブル崩壊前で銀行が無料で手帳を配っていた時代。「誰も買わないよ」との忠告もあったが作ってみると「結構いい」と評判に。2004年度版は5000部を刷った。
現在は書籍出版に加え、92年から始めた月刊誌「情報やいま」や94年から続く「やえやまGUIDE BOOK」を定期刊行するほか、地元新聞記事のデータベース作成など活動は多岐にわたる。雑誌の発刊日には13人の社員総出で配送に当たり、事務所は活気にあふれる。
シリーズのやいま文庫は、今年だけで6冊目の「八重山歴史読本」から「宮良長包の世界」「八重山の台湾人」と立て続けに出版。出版部門責任者の大森一也さんは「いい作品を掘り起こしていきたい。よそと違うところを大切にしたい」と意気盛んだ。
(琉球新報) ― 10月12日14時35分更新
写真:今年だけですでに4冊も出版し、12月には観光客向けフリーペーパーも出す予定の元気な日本最南端の出版社、南山舎の上江洲儀正代表(前列中央)とスタッフ=石垣市登野城の南山舎事務所
http://ca.c.yimg.jp/news/1097559401/img.news.yahoo.co.jp/images/20041012/ryu/20041012-00000018-ryu-oki-thum-000.jpg