現在地 HOME > 掲示板 > 地域8 > 490.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
『ひだるか』…ひもじくてダルイ。
福岡と熊本にまたがる三池炭鉱の大牟田・荒尾地区の方言。
おなかは空いてるんだけど、ダルくて動く気力が湧かないって意味なんですけど…。
―――人には忘れてはならない過去がある。―――
★★映画「ひだるか」制作委員会★★
■完成目標予定 2005年4月公開予定。上映は福岡で先行公開を予定。
http://www.hidaruka.com/
今から44年前、1960年、福岡県大牟田市と熊本県荒尾市一帯に広がる三井三池炭鉱を舞台に展開された戦後最大の労働争議、壮大なリストラ反対の闘いである「三井三池争議」は、遠い過去から私たちに何を訴えかけてくるのでしょうか?
総資本対総労働。1960年安保反対闘争と時を同じくして闘われた日本の熱い政治の季節があった。闘う労働者・学生・市民・大衆がいた。反戦運動と労働運動と学生運動と大衆運動とが一体となっていた。
「がんばろう」の歌も「守れホッパー/三池で燃やした火を燃やせ/三池の主婦の子守唄/平和と軍縮を/アメリカ帝国主義をたたき出せ」も「沖縄を返せ」も「心はいつも夜明けだ」も、みんな、この時とその前後に生まれた歌だ。
荒木栄・作品一覧→ http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/ARAKIindex.html http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/araki.html
現在、「構造改革=リストラ」の名のもとに多くの人々が痛みを強いられ、それが「当たり前」だとする風潮さえ出てきています。人々の雇用を守る最後の砦であるはずの労働組合の多くが、そうした事態を見すごし、人員整理を迫る会社側に対して対峙する気概を失ってしまったのも、こうした「リストラやむなし」の風潮を蔓延させる原因の一つだと思われます。そうした時、今、「リストラ時代」を問う映画が生まれようとしています!
■長編劇映画『ひだるか HIDARUKA』あらすじ(の一部)
http://www.hidaruka.com/html/senario.html
陽子は、地元のテレビ局・福岡中央テレビ(HCT)の売れっ子ニュース・キャスター。経営難に直面したHCTは企業合理化で、大きな曲がり角に立っている。
「三井三池争議」をテーマにしたテレビ番組の企画をする。かつて三池の労働者であった父・謙作の「謎の沈黙」。
三池争議後3年目に発生した三川鉱・炭塵爆発事故。500人近くの人が亡くなったこの事故。一酸化炭素中毒患者インタビュー。「石炭から石油の時代」を煽り立てたマスコミの責任を鋭く突かれる。そして、「もう少し大きな声で話してくれ」というスタッフの声に逆上。「あんガスば吸ったもんの苦しみがあんたたちに分るとね!テレビの人に分るとね!」と言い残して去る。
「…私たちが知ったのは40年たってもなお残る三池争議とあの三川鉱・炭塵爆発事故の深い傷痕でした。同時に、私たちマスコミの責任ということも深く考えさせられました」
しかし、陽子の番組の全国放送は、森嶋によって拒絶される。森嶋は、番組の出来映えを一応評価しながら、全国放送を許さない。陽子は、今さらながらマスコミの限界を知る。陽子の中で何かが動く…。そして、陽子は、テレビ番組の生放送中に……
■監督・脚本:港健二郎 昭和22年 大牟田市に生まれる 三池高校のOB
<主な作品暦>記録映画「核トマフォーク」/音楽ドキュメンタリー「荒木栄」(音楽センター)/「燃えるマニラの女たち〜フィリッピン革命を支えた女性キャスター」(テレビ東京)/産業遺産ビデオ「黒ダイヤとよばれて〜三井三池と筑豊」など。
■皆さん一人一人のお力添えが、この映画を生み出します!一番大きな難題は、制作費の調達です。この映画がビジネスとしての出資が望めない以上は、上映を応援する市民に手を上げていただき、小口の資金を集めていく方法しかないのです。
映画製作協力鑑賞券 1,500円/枚
映画の主旨に賛同して戴ける方は,署名覧にご署名の上、「送信ボタン」を押してください。 http://www.hidaruka.com/html/support.html
【ご参考】ごく一部。
・三池争議の歴史資料集「三池のあしあと」 http://nonta.fc2web.com/miike/sougi.htm
・三井三池炭鉱の歴史 http://www.ne.jp/asahi/mining/japan/miike/
♪月が出た出た月が出た、三池炭鉱の上に出た…と炭鉱節に唄われた宮浦鉱大煙突。
三池炭鉱は日本産業史・労働史において巨大な存在であった。
★荒木栄 作詞・作曲
♪「<組曲>地底のうた」
(1番の途中から)
会社や、ポリ公や、裁判所や、暴力団と......
男も女も、子供も年寄りも、
「ガンバロウ!」の歌を武器に
スクラムを武器にたたかい続けたことを忘れんぞ
(3番)
落盤で殺された友の変わり果てた姿
狂おしく取りすがる奥さんの悲しみ
幼児は何にも知らず背中で眠る
胸突き上げるこの怒り この怒り
ピケでは刺し殺され 落盤では押し潰され
炭車のレールを血で染めた仲間
労働強化と保安のサボで 次々に仲間の命が奪われてゆく
奪ったやつは誰だ! 「三井独占」
殺したやつは誰だ! 「アメリカ帝国主義」
奪ったやつを 殺したやつを 許さないぞ
断じて許さないぞ
(最終章)
おれたちは栄えある 三池炭鉱労働者
弾圧を恐れぬ不敵の心 真実の敵うちくだく
勇気に満ちた闘いで 平和の砦 かためよう かためよう!
http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/jizoko.html
♪「がんばろう」
http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/ganbaro.html