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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040901-00000003-khk-toh
秋田県能代市と周辺の山本郡7市町村による合併協議で新市名を「白神市」と決めたことが新聞各紙で報じられた31日、世界自然遺産・白神山地の約4分の3を抱える青森県側では、関係者の間から「こちらが本場なのに」と不満と当惑の声が上がった。
青森県議会ではこの日、会派が集まる会合があり「白神市」が早速話題に。白神山地を抱える鯵ケ沢町選出の冨田重次郎議員は「残念だ。エリアからいっても青森県が圧倒的に大きいのに、秋田県だけに山地のイメージを奪われかねない」と対抗意識を燃やした。
10月に弘前市などに世界遺産を有する国々の関係者が集う「第2回世界自然遺産会議」事務局を務める県自然保護課は「白神はネームバリューもあり、秋田に持って行かれては困る気持ちもあった」と困惑を隠さない。
一方、一時県境を越えて能代市と合併話も飛び出た青森県岩崎村の七戸仁村長は「白神の名前を大切にしたまちづくりをしてくれればいい」と静観の構え。村に隣接する深浦町の平沢敬義町長も「こう思う、ああ思うというコメントは避けたい」と様子を眺める。
両町村は9月の法定協で新町名を決定する運びだが、候補には同じ「白神」もある。関係者の間では「もともとはこちらが本家。白神市の隣に白神町があってもいいのではないか」と「白神」が県境を挟んで隣り合う可能性も出てきた。
(河北新報) - 9月1日7時4分更新