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http://www.asahi.com/national/update/0828/004.html
全国の公共工事で談合疑惑度が最も高いのが、島根県、逆に適正な競争入札をしているのが宮城県――。03年度に都道府県が発注した工事について、全国市民オンブズマン連絡会議は27日、予定価格の95%以上で落札された割合を「談合疑惑度」として独自に集計したランキングを発表した。
同会議は、入札制度改革と談合防止、公共工事費の大幅削減が可能な状況をつくり出すため、情報公開制度を利用した調査を昨年から続けている。対象は、予定価格が1億円以上の工事。
最も疑惑度が高かったのは、島根県で97.4%。調査対象の78件のうち76件で落札率が95%を超えており、2年連続でワースト1になった。続いて、北海道で487件のうち464件が95%を超え、昨年の5位から上昇した。
逆に疑惑度が低かったのが、宮城県の1.5%。続いて、入札改革をした長野県が前年の76.92%から一気に2.4%に改善された。
同会議は、談合を防ぐには、一般競争入札をし、地元の業者しか入札に参加させない「地域要件」を外していく方法しかなく、「この方法を取るなら80%台までは下がる」とみる。新海聡事務局長は「談合疑惑度の高い自治体は、行政に談合をやめるような政策がなかった。知事の努力不足に尽きる」と指摘した。
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全国市民オンブズマン連絡会議は28日から北海道函館市で全国大会を開く。談合問題のほか、警察の不正経理問題などを29日まで討議する。 (08/28 01:25)