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潤地頭給遺跡から出土した準構造船の船底部
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040823i316.htm
福岡県前原市の潤地頭給(うるうじとうきゅう)遺跡で、弥生時代終末期(2世紀末)の準構造船の部材が出土したと、同市教委が23日、発表した。
準構造船は、丸木舟に舷側(げんそく)や船首、船尾に板を継ぎ足した船で、主に古墳時代に造られ、外洋航海や輸送用の大型船として用いられた。弥生時代の出土例は極めて少ない。
一帯は「魏志倭人伝」に記された伊都(いと)国の範囲と推定されており、外交や交易の拠点として栄えた伊都国が高度な造船技術を持っていたことを示す発見として注目される。
発見された部材は、丸太をくりぬいた船底部3点と、舷側板1点。船底部のうち1点は、長さ3・1メートル、最大幅82センチで、欠損部を補った全長は6―7メートルに達するとみられる。
(2004/8/24/00:04 読売新聞 無断転載禁止)