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みなさんへのお願い
寄付金のお願い
荷物送付先
必要としているもの参考リスト
開催日時・地図
ボランティアのお願い
連絡先
フライヤー表ダウンロード (PDF)
フライヤー裏(品物提供のお願い)ダウンロード (PDF)
リンク:
福井集中豪雨 楽市楽座
NPO地域たすけあいネットワーク
●皆さんへのお願い
はじめまして。7月13日に、堤防が決壊して、水害の起きた新潟県三条市のNPO地域たすけあいネットワークで、地域通貨「らて」を担当しております加藤寛明と申します。
もうすぐボランティアセンターは閉鎖しますが、被災者にとっては長丁場な戦いです
水が引いてから数日間、僕も最も被害の激しかった地域の一つにある友達の家の掃除を手伝いに行って、現場を見ました。びっくりしたことは、泥が家の中に積もっていて、生活できる状況ではないのに、みんな明るいことでした。
どの家からも、復旧作業をしながら、笑い声に包まれていました。たくさんの親戚や、友達、ボランティアの人たちが入れ替わりたちかわりきてくれたり、何かを持ってきたり、普段ない家族や近所とのコミュニケーションがあり、風呂屋の中も外も、人が笑顔で集まり、壊滅的な被害にあっているにも関わらず、語弊を恐れずに言えば、お祭り騒ぎのようでした。
人間の強さや、やさしさ、たくましさという、普段見えないものを見て、何度も感動して、こみ上げそうになることがありました。
でも、そのときに被害の様子を見て気づいたことは、これは被災者にとってはよほどの長丁場な戦いになるな、と思いました。
初めのうちは、メディアなどにも露出し、ボランティアもたくさん入ってくれていますが、だんだんメディアに出なくなり、水が引いてもう一件落着したと思われるようになります。ボランティアセンターも数週間もすると閉鎖してしまいます。
復興への、中期、長期的なサポートが必要です!
実はそれからが大変なのではないかと思ったのですが、それ以降の中期、長期的なサポートというのがないことを心配しました。
どの家も、1階に泥と水が入ったため、1階にあった生活用品すべてをゴミとして出してしまったので、1階は何にもなくなっています。異臭と、泥の跡だけです。洗えば使えるものも多かったのですが、動揺していたり、電化製品だから、当然使えなくなったと思い、ゴミとして出しました。だから、復旧作業を進めながらも、1階は空っぽで、新しい、落ち着いた生活ができるには膨大な時間とお金がかかると思いました。
地域通貨で何ができるのか
そこで、地域通貨の出番だと思いました。持っている人が、持っていない人に、物や技術、労力を提供し合い、何かをしてもらった人がまた別の人に、自分の持っている物や技術を使い、何かをしてあげることが地域通貨の考えだと思っています。だから、今回は失ってしまったものがモノが多いので、そのやり方で、モノの提供が出来ないかとおもいました。
だいたいどの家にも、使っていないテレビやビデオがあるものです。また、一人暮らしをしていた人が、実家に帰ってきて、洗濯機や冷蔵庫を持て余していたり、ギフトでもらった鍋・カマ・ヤカンや皿などが押入れや倉庫に山と積まれているものです。それらを持っている人がなくしてしまった人にゆずれるように、情報を集め、持っている人と、それを必要としている人を結びつけることができないか、と考えました。
高く積まれたゴミの山。この間まで大切な家財道具でした
今では、水害が発生して10日経ちましたが、相変わらず被害にあった地域の路上には泥にまみれて、異臭のするゴミの山が並んでいます。それらは回収作業が急がれ、旧競馬場跡地に運ばれて、高く積まれています。
それらは10日前までゴミではありませんでした。生活に必要な、思い出の詰まった、愛着があって、使い慣れた家財道具でした。それらのすべてが、10日前の水害により、思い出とともに流されました。
今は、泥を出した床も乾いてきて、ようやく靴を脱いで家の中に入れる頃です。しかし、すべてなくしてしまったので、被災者の方々はテレビも見れないし、冷蔵庫も炊飯器も食器もないので食べ物も作れなく、洗濯機がないので、洗濯もできず、風呂にもはいれない状態です。
家の1階が泥と水にまみれ、すべてがゴミとなってしまったからです。炊飯器も、冷蔵庫も、掃除機も、食器も、料理道具も、アイロンも、服も、布団も、畳も、靴もなくなってしまいました。
みなさんの家の1階にあるものを見てみてください。生活に必要なものばかりのはずです。それらのすべてがなくなってしまったのです。失くしてしまったすべての家財道具を新しく購入するには、莫大な費用と時間がかかると思います。
みなさんの家に眠る、宝物を送ってください
そこで、みなさんの家の中に眠っている日用品、家電製品、家具や衣類などを、を、被災した人たちに送っていただきたいのです。それらを無料で持って帰ってもらうフリーマーケット、「楽市楽座」を開催し、新しい生活をサポートしていただきたいのです。
みなさんから送っていただいたものが、これから被災した方が、家族や親戚、友達、ボランティアの皆さんと一緒に泥を出して、掃除をした家で、新しく張り替えた畳の上で、大切につかっていただこうではありませんか。
被災した方にもオリンピックを見てもらおう!
特に送って欲しいのがテレビです。もう20日ほどで、楽しみにしていたアテネオリンピックが始まります。被災した方も、テレビで日本選手団の活躍や、最高レベルの競技を見てもらい、一緒に応援できたら素敵ではないですか。もし、ご自宅にあまったテレビがありましたら、ご提供をお願いします。
その他、新しい生活に必要と思われる品物のリストを、参考までに下に載せさせていただきました。あなたのご自宅に余っている何かをひとつでも送ってください。
みんなが8月1日、祭りのあったはずの日に笑顔になれるように
水害が発生してから三条では、友達や家族、親戚やボランティアや近所の人たちと暖かい助けや励ましあいのおかげで、すべてを失ったにも関わらず、たくさんの人の笑顔がありました。今度は、生活安心してできるという笑顔にさせてください。
この楽市楽座を準備している僕たちも、この2日間は、荷物を届けてくれる人にも、引き取りにきてくれる人も、笑顔で迎えたいと思います。この2日間は、お客さんも、スタッフも、笑って過ごせるように、気持ちのいいフリーマーケットにします。
そして、8月1日は、中止になってしまいましたが、本来なら三条祭りで、花火の上がるその日に、災害を乗り越え、今までになかった人とのふれあいから生まれた新しい三条を、みんなが笑顔で新しい三条を祝せるよう、みなさんのご協力をお願いします。
●寄付金のお願い
多少の金額でも構いませんので、この活動にご寄付下さいましたら幸いです。【楽市楽座】と通信欄に書いていただき、下記の郵便振替にお振込みください。よろしくお願いします。
◎ 地域たすけあいネットワーク 00550−9−38261
●荷物の送付先
〒955−0085
新潟県三条市栗林500
株式会社 サカタ製作所内 楽市楽座
7月31日(土)、8月1日(日)に開催予定なので、7月29日(木)から31日(土)の間に送っていただけるよう、お願いします。午前中配達指定だと大変ありがたいです。送料はご負担していただくよう、お願いします。持ち込みも大歓迎です。よろしくお願いします。
●必要としているもの参考リスト
下記リストにあるものを送っていただけると、大変ありがたいです。
その他、被災した方が新しい生活に必要としているもので、
思いつくものがあれば、なんでも送ってください。
●調理道具・台所用品
(多くのものが壊れたり、泥水につかってしまって、
衛生面の問題のため、被災者の方はそれらを使うのをためらっています)
炊飯器 (コンビニのおにぎりではなく、自宅で炊いたご飯をたべさせてあげたい)
鍋、ヤカンその他調理道具 (泥まみれになって、衛生面で使えなくなっています)
食器棚 (水でやられ、開かなくなってしまったのもあるんです)
コーヒーメーカー
サランラップ (安いですが、こういったものまで全部買いなおすのはチリも積もれば山なんです)
キッチンペーパー
アルミホイル
カセットコンロ (台所のコンロが使えないところが多いので、送っていただけると助かります)
ホットプレート (こちらも台所が使えないときに役立ちます)
お茶道具
食器、洋食器
●生活用品
寝具 (どろにまみれて、新しく調達しなければならなくなりました)
テーブル
座布団
ゲタ箱(特に玄関が1段低いところにあるので、最も被害をうけています)
本棚
電話
ファックス
ティッシュペーパー
トイレットペーパー
石鹸、シャンプー、歯ブラシなどの洗面用具(使っていない新品があったら送ってください)
タオル・ハンカチ・バスタオル(みんなぞうきんとして使ってしまいました)
衣装ケース
アイロン台
●電化製品
(水につかって壊れました。家に使ってないものがあれば、
送っていただくようお願いします)
電気ポット(今は料理ができない状態なので、お湯だけでもわかせるとありがたいです)
ポット
テレビ(みんなでオリンピックが楽しめるようにしましょう!)
パソコン、周辺機器
電子レンジ
オーブン
オーブントースター
ビデオデッキ
洗濯機 (どろだらけになる作業をしているのに、洗濯ができなくて困っています)
冷蔵庫 (復旧作業の合間に、冷たいものを飲ませてあげてください)
扇風機 (暑くなっているのに、扇風機もクーラーも壊れてしまいました)
掃除機 (掃除の仕上げに必要なのですが、壊れてしまいました。)
犬小屋 (犬小屋まで流されてしまったのです)
体重計
アイロン
ドライヤー
若い女性の衣類
●お店や会社で使える事務用品、機器
(お店や会社も大変な損害を出してしまいました。
特に個人商店などは壊滅的です。
使っていないものがあれば、お願いします)
レジ
コピー機
電話
ファックス
その他
●身につけるもの
服(特に若い女性の服。すべて買いなおすのにとってもお金がかかるそうなんです)
靴(玄関が壊滅的な被害にあっているので、靴もやられました)
●開催日時、地図
日時:
7月31日(土)10:00AM〜4:00PM
8月1日(日) 10:00AM〜4:00PM
場所:
株式会社サカタ製作所 倉庫
新潟県三条市栗林500
●ボランティアのお願い
・7月28、29、30、31日のうちどれかに、会場の整理や荷物の集荷をするお手伝いをしてくれる人。
・当日お手伝いしてくれる人
・当日楽しいことを考え、実践してくれるひと。
・当日、笑いのとれるひと。
・当日、荷物を移動したり、提供者や名前を控えたりしてくれるひと。
・フォークリフトやクレーンの操作ができる人もお手伝いしてください!
●連絡先
連絡先:
三条市災害ボランティアセンター ハートケアチーム:0256-33-8594
NPO地域たすけあいネットワーク らて事務局
TEL/FAX : 0256-34-2141
加藤(090-4848-9954)、西山
メール:hiroakijosekato@yahoo.co.jp