投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 28 日 15:40:51:SoCnfA7pPD5s2
 梅田川にエコフィッシュ泳ぐ北六小 |
学区内を流れる梅田川を自分たちの力できれいにしようと、仙台市北六番丁小(青葉区宮町)の4年生41人が、稲わらと竹炭で作った浄水具「エコフィッシュ」を川に設置した。引き上げるまでの2カ月間、定期的に水質などを調べ、取り組みの成果を確かめる。 エコフィッシュは東北工業大環境情報工学科講師の近藤祐一郎さんが考案した。長さは約50センチ。稲わらを納豆の「わらつと」状に束ねたものの中に竹炭を入れている。環境に優しい自然素材が材料で、形が魚に似ていることが名の由来。
竹炭には不純物を吸着する働きがあり、稲わらは微生物を育て、有機物の分解を促す役割を果たす。近藤さんは2000年から青森県稲垣村で実験を重ね、水路の水質浄化に成果を挙げてきた。 子どもたちは近藤さんの指導で一人一つずつエコフィッシュを作製。16日、流れに渡した竹竿にエコフィッシュをつるし、川の流れに浸した。
北六番丁小では昨年、現在の5年生が梅田川のごみ拾いや水質調査を実施。思いのほか汚れていることを知った児童の一人が、新聞でエコフィッシュの存在を知り、担任の亀崎英治さんに提案。今年は亀崎さんの受け持つ4年生が活動を引き継ぎ、設置となった。
材料の稲わらは学校で栽培したものを利用。竹炭も昨年の仙台七夕で飾られたものを加工して使っている。引き上げたエコフィッシュはたい肥化して稲作に活用する予定で、徹底した資源循環にこだわっている。 近藤さんは「地域の資源を地域の人が活用して、地域の問題を解決していく。そのことの大切さを子どもたちに体験的に伝えられたらいい」と話している。
梅田川の源流部近くにある貝森小(青葉区貝ケ森)の4年生30人も20日、同様にエコフィッシュを設置。互いの取り組みは、両校をテレビ会議で結び、報告し合うことにしている。
[7月28日14時17分更新]
炭・わらパワーで梅田川浄化 仙台・北六番丁小児童
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