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(回答先: 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 6 月 20 日 14:32:36)
巨大なついたてのように海風を遮断している汐留シオサイトのビル群=本社ヘリから
海風、ビルが通せんぼ、東京・汐留再開発で1〜2度暑く【朝日】上記東京新聞に遅れること2日の記事(^^;書かないよりはいいが、
http://www.asahi.com/national/update/0622/020.html
東京都港区の海沿いにある再開発地区「汐留シオサイト」の高層ビル群が、海からの涼しい風を遮り、内陸の都市部が高温化するヒートアイランド現象を助長している可能性が高いことが、2大学などの研究でわかった。ビル群の背後になる虎ノ門や新橋一帯では風が弱まり、夏の最高気温が他の臨海部に比べ1〜2度上昇していた。国土交通省も、ヒートアイランド現象との関係に注目、都市計画で風の流れを踏まえる必要性を重視し始めている。
汐留シオサイトはJR新橋駅と浜松町駅の東側に広がる約31ヘクタール。南北約1.2キロ、東西約0.3キロに14棟の高層ビルが立ち、海側から巨大なついたてのように見える。
早稲田大学理工学部の尾島俊雄教授(建築学)の研究室が、東京湾からの海風の流れがどう変わるかを調べた結果、風がビルの壁で遮断されて弱まり、弱風域は汐留地区の後方1.2キロ以上に及んだ。新橋・虎ノ門地区の風速は再開発前に比べて半減していた。
また、都立大学大学院の三上岳彦教授(気候学)の研究室と都環境科学研究所の調査では、虎ノ門・新橋など港区北部で、シオサイトにビルが建った後の02年7月20日〜8月31日の最高気温の平均が、他の臨海部に比べて1〜2度高かったことがわかった。最低気温の平均や真夏日・熱帯夜の日数も、港区は他の臨海部を上回っていた。
三上教授は「高いビルがついたてになって海風が弱められ、港区あたりの夏の日中の気温が上がっている可能性がある」と指摘している。
尾島教授は「海風は、ヒートアイランド現象の緩和に大きな効果がある。国や都が風や気温を詳しく計測し、河川や道路を含めて連続的に風が流れるような計画をつくる必要がある」と話す。
(06/22 13:48)