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倶知安と室蘭 公設事務所に弁護士 2004/06/08 07:04
札幌弁護士会(藤田美津夫会長)は七日、来年一月に室蘭市と後志管内倶知安町に開設する公設弁護士事務所の常駐弁護士を発表した。このうち、後志管内の町村部に弁護士が常駐したことは近年なかったという。
室蘭は大阪弁護士会所属の高村真人さん(37)、倶知安は第二東京弁護士会所属の宮原一東(いっとう)さん(27)。任期はともに三年。
二人はそれぞれ現地で記者会見し、高村弁護士は「室蘭は産業が盛んでやりがいがある」、宮原弁護士は「地域に溶け込み住民の力になりたい」と抱負を述べた。
公設事務所は弁護士過疎対策の一環で、運営費用は日本弁護士連合会の「ひまわり基金」と札幌弁護士会が援助する。
室蘭市内には現在三人の弁護士がいるが、日弁連の試算では近隣町村も含めると八人必要とされる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040608&j=0045&k=200406083859