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http://www.asahi.com/politics/update/0525/008.html
長野県の田中康夫知事が長野市から同県泰阜(やすおか)村に住民票を移した問題で、どちらに住所を決定するか判断を求められていた田中知事は25日、自分の住所を泰阜村と決め、両市村に通知した。「これが前例になると好きな自治体に住民税を納めることができ、地方自治は成りたたなくなる」と反発している長野市はこの決定を不服とし、長野地裁に行政訴訟を起こす見通しだ。
県が意見を求めるために設置した審査委員会が24日、「生活の本拠が複数存在する場合、滞在日数より本人の意思を最大限尊重すべきだ」として、「住所は泰阜村」との意見書を提出。田中知事は「意見書の内容は、きちんとした法律的見解に基づいていると判断した」と決定理由を述べた。
田中知事は昨年9月、在宅医療・福祉に力を入れている泰阜村に住民税を納めたいとして、長野市に賃貸マンションを残したまま、住民票を同村に移した。どちらに住所があるかをめぐって両市村の協議が決裂。住民基本台帳法では、自治体間の協議がまとまらない場合、決定権限は知事にあると規定され、同市が今年3月、知事に住所決定を申し出ていた。
判断の対象とされた期間は、昨年9月から今年3月まで。審査委員会の意見書によると、昨年9月26日から今年1月末までの間、田中知事の長野市滞在は84日、泰阜村はわずか6日だった。
知事は長野市が住所決定を申し出た3月下旬以降は、村長宅から週2日程度、高速バスなどを使って県庁に通勤している。今月中旬には同市のマンションを引き払い、家財道具を軽井沢町の両親宅と泰阜村長宅に分けて送った。
田中知事は週2、3日は公務出張やテレビ番組出演のために上京しており、泰阜村、軽井沢町、東京を転々としながら県庁に通勤する日々を送っている。
住所地になった泰阜村から県庁までは片道約180キロあり、通勤には3時間半かかる。高速バスの中で知事は、新聞を読んだり、前夜寝るとき気づいて書き留めたメモを担当職員にメールで送るなどしているという。
県議会からは「災害が起きた時、危機管理の面で問題がある」との指摘が出ており、6月議会での議論は避けられそうにない。
(05/25 19:53)
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このケースほど複雑ではないが私の田舎の県でも別の市から通う市長ってのがいたような気がする。