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「北海道・東北オンブズマンネットワーク」(代表・井上博夫市民オンブズマンいわて会長)が3日、山形市内で開いたフォーラムで、各地の公立病院や自治体などから、医学部関係者らへの贈答品などの実態が明らかになった。
東北大学医学部の医局などへの寄付問題をきっかけに、オンブズマン組織が自治体に医学部関連の支出について情報公開を請求。98〜03年度の山形や新潟、北海道など5道県の判明分を公表した。
このうち、山形県の寒河江市立病院は03年度に、山形大学医学部の教授や医局に贈答用サクランボ計27口約30万円を支出したほか、98年度には教授にバラの花を100本(1万5000円分)贈呈。新潟県の両津市民病院は、新潟大学医学部付属病院などに病理検査委託料などとして6年間で約3854万円を支出した。
また、北海道でも自治体が大学などへのアドバイザー料などとして、03年度に23町村が計7882万円を予算化していた。
仙台市民オンブズマンの坂野智憲弁護士は「へき地の病院ほど医学部関連の支出が多い。赤字を抱える公立病院が寄付などをするのは医師派遣への見返りではないか」と話した。【大場あい】
[毎日新聞4月3日] ( 2004-04-03-23:17 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040404k0000m040074001c.html