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大潟村や秋田市、本荘由利にかけた沿岸部で今月に入り、環境省の絶滅危ぐ2類に指定されているマナヅルの飛来が確認された。県内で確認されるのは19年ぶりという。
マナヅルはシベリア東南部やモンゴル東北部などで繁殖。日本には鹿児島県の一部に越冬のために集団で渡来するが、東北地方まで北上するのは珍しい。
天王町の工藤満男さん(69)は今月7日、うっすらと雪化粧した秋田市下新城笠岡の圃場で、羽を休めるマナヅル2羽を発見し、カメラに収めた。
工藤さんによると、ハクチョウを撮影中、300メートルほど離れた場所に見なれない大型の鳥を発見。カメラを向けてから30秒ほどで北の方角へ飛び立ったという。
日本野鳥の会県支部は「偏西風に乗って本来のコースから外れたのではないか。見つけてもそっと見守ってほしい」と話している。
<写真:19年ぶりに確認されたマナヅル=今月7日、秋田市下新城笠岡で工藤満男さん撮影>
[2004/03/22 08:54]