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九州新幹線:沿線自治体の負担2700億円 地方財政圧迫か [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/0403/ishihara8/msg/102.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 07 日 13:14:22:Mo7ApAlflbQ6s
 


 2012年に全面開通が予定されている九州新幹線鹿児島ルート、博多―熊本県・新八代間(全長130キロ)の沿線自治体の負担総額が2700億円を上回ることが、毎日新聞の調査で分かった。沿線の各自治体が想定している負担額が明らかになったのは初めて。現時点で国土交通省は同区間の総建設費を7900億円と見込み、沿線自治体の負担はほぼ3分の1とされているが、今回判明した負担総額はそれを約100億円上回った。小泉内閣の三位一体改革で地方交付税が削減される中、新幹線建設は地方財政を圧迫しかねない懸念材料になりそうだ。

 福岡、佐賀、熊本の3県と博多―新八代間で新駅が設置または整備される予定の6市を対象に聞き取り調査した。その結果、6市が想定している負担総額は2731億5400万〜2724億400万円。既に計515億2842万2742円(今月末見込み)が支出されている。

 県別では、熊本の1400億円を最高に、福岡1000億円▽佐賀253億5000万円。市では、熊本の44億円が最高となっている。

 線路の延長が最も長い熊本県は既に約300億円を支出している。同県は3月13日に開業する新八代―鹿児島中央(現西鹿児島)間でも783億円を支出。財源の9割は県債で賄い、02年度の県債残高は1兆1000万円を突破、年間300億円程度の財源不足が続いている。

 博多―新八代は、福岡、佐賀、熊本3県の計24市町を通過。新鳥栖(仮称)▽久留米▽新大牟田(同)▽新玉名(同)▽熊本の5駅が新設または整備される。整備新幹線の建設費は国と沿線自治体がほぼ2対1の割合で分担するとされており、地方の負担配分は、駅が設置される沿線自治体と各県が協議して決めると、法律で定められている。【矢崎公二】

[毎日新聞3月7日] ( 2004-03-07-03:00 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040307k0000m010081000c.html


★ 関連書き込み

「新幹線開通負担と在来線押し付け(切り捨て)というJR及び政府の横暴」
http://www.asyura2.com/0311/ishihara7/msg/320.html

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