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(回答先: Re: 悪、善、、 投稿者 haru 日時 2004 年 6 月 13 日 21:42:45)
ひそかに自己レスです。
議論板で援助交際についての善悪の問いかけを読みました。
援助交際という行為を見て、それについて他者が批評するという構図ですね。
人間は所詮動物なので、欲望を持ちます。
そしてそれを制御する為には理性が必要です。
つまり、女性に対する欲望に対して理性がどう働いたか、またはコントロール
できたかで、善と悪を論じているのです。
つまり、援助交際を悪とするならば、その人間が、性、金に対する
欲望をコントロールできなかったという事をさして悪と認定するわけです。
コントロールする為には、様々なストレスや葛藤があるはずです。
そして、コントロールできた人、あるいはその欲望そのものが生まれなかった人は、
同等に善という事になります。
さて、善と悪というものでこの世の中を測るのに欠けている点は?
それは、その行為に至るまでの過程です。
背景には、年齢、教育、精神状態、世相、情況、、、、
しかし、我々は、すべてを結果で判断するしか方法をしりません。
この事は、植物が育っていって、最終的につけた果実に毒があったかなかったかを
善悪の判断にしているのと変わりないと思います。
毒から薬が生まれ事、薬が毒になるという事。
私の中では、善と悪という判断だけで、物事を批評する事はできません。
ただ法あるいはルールというものがあるから存在している定義だと思っています。
そして、そのルールのもとになっているのは人間の欲望ではないでしょうか。
最後に、性に対する欲望は、恥ずかしいと思って生きている自分がいて、
それを苦痛に感じる時が多々あることも告白いたします。