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(回答先: 「共同体」と会社 投稿者 食べて、寝て、セックスして 日時 2004 年 6 月 13 日 17:45:27)
食べて、寝て、セックスしてさん、こんにちは。
嫌な名前の略し方をするフニャコです。
レスありがとうございます。
お答えします。
>「共同体」と会社では、ころりと人格が変ってしまうという可能性もあるのではない
>でしょうか？
>（これはサラリーマンに限定された議論かもしれませんが。）
>まあ、「共同体」で育まれた人達が、会社または世間という環境で、その人間性を見失
>わないことに期待するのかな。
「会社に勤め経済活動をする生活」「家庭生活」「精神的生活」などなど、色々な
生活がありますが、それらは全て別物だと思います。
私の言葉は伝わりにくいとよく友人に言われます。申し訳ありません。
この「共同体」の趣旨は「会社人としての生活」とは接点はありません。
「家庭人としての生活」「精神生活」の為の「共同体」です。
意図するところの一部は江戸時代の長屋生活の再現です。
そこに「個人の意思尊重とプライベートの確保を入れ込み、かつ対話できる環境である
もの」といったところでしょうか。
会社人としての利害の絡む事柄を否定するものではなく「家に帰ってきてからの生活」
におけるものです。
利害云々は平日昼間にやったらよろしいでしょうし、休日と平日夜間は昔の長屋っぽく
助け合えればいいんじゃない？ということです。
政治の仕事は富の分配であり、幸福の追求ではありません。
故に福祉は後回しにされがちです。
ですからここは庶民の側から努力して、相互扶助の共同体を作ったほうがいいのでは
ないかと思うのです。
貧乏で塾にいけない子には近所の兄さんが教えられるところまで教えればいいですし、
未熟な母がいたら近くにいるおばさんが少しの間子守をしたり、叱り付けたり。
難しいことがあれば井戸端会議であれなんであれ話せばいいでしょう。
当たり前のことな筈です。（これが出来ていない現在が情けないだけです）
しかし、昨今では近所付き合いが敬遠されがちなので「サークルを数珠繋ぎに」という
形でもう一度やってやろう。と、いうのが今回の趣旨です。
こういった長屋型、あるいは田舎村落型コミュニティは今一番再構築しやすい時期である
と思っています。ネットと言う強い武器もありますしね。
最後になりますが日本において「会社人としての生活」と「家庭人としての生活」は
しばしば混同されがちであると思っています。
うちのじっちゃんは無趣味で、定年後やる事もなく思い切り老け込んでしまいました。
会社人間でしたから、会社以外での友人もなくただただ銭湯に行くのみです。
私は、こういった状態の老人が増えるだろうと容易に予想できるこの状況が非常に怖いです。
ですから、くだらない集団であっても、どんな集団でも「居場所」になりうる場所を
出来るだけ作り出し、相互に移動できるという状況を作って、色々な物を吸収できれば
と思うのです。
これだけ書いておいてアレなのですが要は「居場所つくろうぜ」です。
言葉足らずでごめんなさい。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。