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(回答先: Re:膝枕さん、含蓄のある?書物を紹介していただきありがとうございます 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 5 月 26 日 22:47:18)
私はまだ膝枕さんの紹介された本を読んでいませんが、正直、なにかピン!と来るものを感じました。
http://www.shinpusha.co.jp/creator/room/room_236/room_236.html
膝枕さんは、決して長壁さんに、「こんなところで吼えていてもしようがないから、
原野にでもすっこんで吼えてたら?」などという意地悪な動機で本を紹介されたの
ではないと思います。最近そういうシニカルな視点で長壁さんを攻撃する人がまた
ぞろ増えてきたので、つい警戒してしまうのかも知れませんが・・・。
私たち自身も、長壁さんを応援しつつ懸念を感じる時はあります。正気でない人を目覚めさせようといくら頑張っても・・・。頑丈な鍵のかかった鉄のドアにいくら体当たりでぶつかり続けても、ドアは開かないばかりか、自分が痣だらけになって疲弊してしまうのみで、せっかくの高らかで純粋な警鐘も、ただ掠れていってしまうという勿体無い結果を招くだけなのでは、と危惧しているのも事実なのです。これは、しいて内容は触れませんが私たちの経験の中にも根拠があるのです。
膝枕さんは、文明のオルタナティブのようなものを模索すると、別の視点から展開を促すいいアイディアが産まれてくるのではないか、という提案や期待を込めて本を紹介したのではないでしょうか。私は、膝枕さんは結構本気で長壁さんを買っていて、期待しているのではないか、と思ったのですが・・・。
私たち夫婦も実は最近、土の肥えていない原野を2足3文で買って、縄文人さん式の安上がりな家を作って自然農法でもやるような別荘を建て、エネルギーは水素を使おうか、などと結構まじめに論じています(近々別サイトで詳細を書くかもしれません)。既存の政府や社会の枠組みに寄りかからず、生きていく道があるとしたら、積極的に追求していくのも一考だと思っているのです。
そこから見て、評する国家、政府、社会などは、恐らくさらに具体性を増したものになり、「ゆでがえるとは何か」ということの構造的理解も一層深まり、責任あるものになると思われるからです。
どうです、コミュニズムもいいですが、一緒にコミューンを作り、そこから天下国家を論じ合うというのは?(ヤマギシみたいのは勘弁ですが)。
まあ、これは半分冗談で、普通の生活をしながら声を上げることも、大切だとは思っていますから、無理に生活スタイルを変える必要はないですが。
エコロジカルな視点には、マクロな現象に対する様々なヒントもあるし、行き詰まりを打破する積極的なヒントも沢山あると思うのです。
インターネットの書評を見る限り、膝枕さんのおっしゃる通り、大浜さんという方は偉い、肩書きのある方でも有名な方でもなく、まずは普通の生活感覚をもち、しかし広い視野と実行力はもっている素朴な一個人であると思います。
やはり、頭ごなしに決め付けてしまうのは、まずいと思います(長壁さん自身、あちこちで勝手なことを決めつけられまくっているのを見てきましたが、そういうストレスが溜まってつい自分までキレてしまったのでしょうか?)。
オルタナティブな生き方をしている人を参考にしてみるのも、良いと思いますよ。
http://www.creative.co.jp/space/nature.html
http://www.creative.co.jp/msc/eco/main.cgi
などに掲載されている話も、参考になるかも知れません。