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(回答先: 反ユダヤ蛆虫が蛆虫ユダヤを攻撃する前提 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 5 月 21 日 09:41:03)
スパルタコスさん、どうもです。
高校生ぐらいやったら、理想主義やユートピア思想にあこがれる年頃で、「革命」は善、「反革命」、反動は「悪」とわかりやすい構図で突っ走ってしまいがちですが、この年になると(一体いくつやねん!?)、「革命」といっても、すべての革命が「善」ということでもないし、すべての「反革命」が悪といわけでもないし、複雑な心境です。
子供のころは、素直に笑えたことが、いろいろ知ってしまった後では、なかなか素直に笑えなくなるってことでしょうか。
共産主義者もファシストも、「その奥の院はおんなじやった」というオチでいかがでしょうか。
もちろん、最前線の善良な共産主義者もファシストも露ほどそんなオチはしらなかったでしょう。
イタリア作家のイタロ・カルビーノは、自身がパルチザンゲリラとしてイタリア北部の山中で、ファシストと戦った経験(『クモの巣小道』)を持っていましたが、
「ファシストになるか、パルチザンになるか、共産主義者になるか、そんなものは、ちょっとしたきっかけのちがいに過ぎない」
と語っていました。誰もが、ちょっとしたことで、ファシストにも、共産主義者にもなりうる。人間って、そんないい加減なものだということで、ちゃんちゃん。こんなとこでいかがでしょうか。