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(回答先: 理解不足かな? 投稿者 大雪山を仰ぎ見て 日時 2004 年 5 月 15 日 08:45:18)
おはつです。真相ハンターKです。
差別について知りたいとの事なのでKがおせっかいしましょう。
>「言語も違う人」「通貨流通形態も違う」「生活習慣も違う人」等、まったく異質の文
>化人だったのだと思います。
それが差別です。貴賓の差とかは全く無関係です。同じ人だけど、「彼等は、私たちとは異なる者だ」と言う認識が差別の全てです。
本当は同和問題は広めるべきでは無いと言うのが私の意見です。100年間全く放置すればほぼ絶滅する問題なので本当はあまり触れたくないのですが・・・
江戸時代、時の支配階級は士農工商という身分制度を作りました。農が2番目に来ていますが肉体労働的に一番きつく辛いのが農民でした。工商の上でしたがそれでも農民は自分たちが一番下の階級と思い一揆を起こしました。
そこで、一揆を防ぐために更に「人として扱わない階級」を「政策的見地から作った」のですがそれが被差別を受けた人々です。「士農工商の枠に当てはまらない人=日本人と認めない人」が差別の全てです。
人によっては自ら制度に反対し差別される側に走った人や生業としてた職業によって被差別側に行かされた人もいると思います、先祖が日本の先住民族だったとか、犯罪者とか、働くのが嫌いだった人とかもいたでしょう。サンカと呼ばれる流浪の人達や、生活貧困者もいました。ともかく時の権力側からは「我が国の人間とは認めない」とされた人達が居たのです。
勿論、彼等は普通の人です。外人でも宇宙人でも何でもありません、今で言えばホームレスの人達と似たようなものと考えるべきでしょう(少し違いますが)。基本的には社会不適合者の烙印を政府によってレッテルが貼られてしまった人が被差別の人達です。
まだ、一部に過去の呪いに憑かれている愚か者が存在して結婚時に相手の家系などを問題にする者がいます。それは間違いですが事実です。おそらくは富国強兵のための戦力の補充の意味合いもあって被差別者たちは半強制的に新平民として日本国の人間に組み込まれてしまいました。今は全く区別されるべきではありません、彼等は普通の人です。
そんなところですか・・・