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財務省が30日発表した2003年度の資金運用報告書によると、財政投融資の使い残し額は4兆4000億円となった。前の年度に比べて4割減ったが、当初計画額に占める使い残し額の比率は18.9%と高水準だった。住宅金融公庫への融資が初めてゼロとなるなど特殊法人の役割低下が鮮明となった格好だ。財務省は同日、運用報告書を財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の財政投融資分科会に提出し、了承を得た。
機関別で使い残し額が最も大きかったのは住宅公庫で、計画額全額の2兆900億円。繰り上げ償還が増えて手元資金が潤沢になったほか、大手銀行などが住宅ローン商品の販売を強化して新規融資が伸び悩んだ。国際協力銀行は回収金が予想より増えたことなどから計画額の4割を使い残した。日本政策投資銀行や中小企業金融公庫は民間金融機関の貸し渋り対策で用意した融資枠が余った。2004年度の財投計画額は20兆5000億円とピーク時(1996年度)のほぼ半分に減る。 (20:48)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040730AT1F3002130072004.html