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産業再生機構は30日、カネボウの取引金融機関から債権を買い取ることを決めた。元本ベースで総額5556億円のカネボウ向け債権のうち、約1108億円を機構が買い取る。同社への融資残高が3億円以上ある約60の金融機関は合計で995億円の債権を放棄する。機構は今後、天然繊維など不採算事業の売却・整理を順次進める。
再生機構はカネボウ本体から分離した化粧品事業の営業譲渡代金約3600億円を各金融機関に分配して債権買い取り代金に充てる。カネボウは債権放棄にくわえ、機構から200億円、主力の三井住友銀行から300億円の出資を受ける計画。金融支援と減増資は9月下旬に実行する。機構はカネボウの事業のうち日用品や医薬品を中核と位置づけ、繊維や食品事業は大幅に縮小する方針を打ち出している。債権買い取り決定に伴い、再生機構はカネボウと調整しながら、不採算事業の売却・整理を含むリストラを本格化することになる。再生機構は同日、ホテル四季彩(栃木・日光市)の債権買い取りも決定した。 (20:48)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040730AT1F3002930072004.html