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韓国銀行の国際収支統計で今年上半期に個人が海外にいる親戚や家族に送った資金を示す経常移転対外支給額が58億5620万ドルになることがわかった。
昨年の同期間より15.2%増えている。移民に行く人間の移住費用と在外同胞が国内の財産を処分し持ち出した資金を合わせた「資本移転対外支給額」も8億6720万ドルになり23.5%増加した。
また海外旅行の経費は昨年の同期間より6億ドル増えた43億2760億ドルに達し、海外留学及び研修費は10億8990万ドルになり32.8%の増加率を記録した。
商品やサービスの輸入のための支出ではなく何の代価もなくただ海外に流出していく資金が大幅に増えているのである。このうち相当額は財産の海外流出と関連があると推定されている。
昨年から米ロサンゼルス地域の不動産価格が上昇し、中国・上海で韓国の「遠征投資団」が話題に上っている事実は国内財産の海外流出の証拠に挙げられている。
もちろん、ここには国内の景気低迷により適当な投資先を見付けられないせいもあるが、根本原因は財産を持っていることが不安で不便になった国の事情のためだ。
政府与党と政府寄りメディアが機会あるごとに「持てる者」と「持たざる者」に選り分け、持てる者を既得権層と呼んで責め立てようと先頭に立っている雰囲気と関連したものだ。海外旅行の経費が大幅に増えたのもこうした雰囲気のせいだ。
さらに国内企業の今年上半期中の海外直接投資(届け出額基準)も昨年の同期間より66%も増えた。労組の騒々しさと政府規制が企業の目を海外に向けているのである。
今、大韓民国は企業であれ個人であれチャンスさえあればお金を包んで海外に持ち去ることで生きる道が開かれ心も安心する国になっているのだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/07/30/20040730000088.html