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【ボストン=広瀬英治】米連邦準備制度理事会(FRB)は28日、6月から7月初めにかけての米経済について、引き続き「経済活動の拡大が続いた」と分析した地区連銀景況報告(ベージュブック)を発表した。
ただし、一部の地域では経済成長の減速が見られると指摘し、前回6月の報告よりも景況感を後退させた。
報告は、小売市場の成長鈍化が幅広い地域で見られると分析。特に、自動車販売について「ほとんどの地域で横ばいか落ち込みを見せた」と指摘した。
製造業については、引き続き成長を維持したとした半面、「春先に比べて勢いが弱まった業種が散見される」との見方も示した。
報告が景気動向に慎重さをにじませたことで、市場などでは、FRBが8月10日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、6月末に続き0・25%の小幅な利上げが行われるとの見方が強まりそうだ。
(2004/7/29/10:28 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040729i203.htm
★ 参照書き込み
『ほんとうに金利を引き上げ続け引き締めも継続実施するのなら、「誤り」ではなく「確信犯」でしょう。』
( http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/647.html )