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【ビジネス&企業News】
2004年7月22日 掲載
UFJ問題企業に群がるハゲタカ外資の凄まじさ
http://www.gendai.net/contents.asp?c=035&id=15325
「行内にあるリストラを担当するセクションには外資のあらゆるファンドが、売ってくれと殺到してます。狙いは問題企業。連中の動きは驚くほど速い」
UFJ銀行のある行員は問題案件に群がる“ハゲタカ”外資のすさまじさをこう語る。
三菱東京と経営統合するUFJは今年9月の中間決算までにダイエー、双日、大京、ミサワ、国際興業といった大口案件を抜本処理する公算が大きい。そのため、こういった案件をいち早く手に入れようと外資同士が目の色変えて競い合っているのだ。
「UFJの大型案件は二度と出ない掘り出し物ばかり。整理されることになれば、こんなオイシイ買い物はありません」と外資系ファンドのある関係者はダイエーを例にその手口を説明する。
「外資が考えているのは、8月に1000億円を超える公募増資をするイオンへの橋渡し。外資がダイエーを買って不採算店とそうでない店を分け、イオンに欲しい店舗を売るという筋書きです。不採算店は安く買いたたけばどうにでも利益は出るので外資にリスクはほとんどありません」
外資が目を付けるUFJの問題案件は大企業ばかりではない。
タクシーやハイヤー大手の国際自動車がらみの案件も外資のターゲットになっているという。同自動車はリストラ策で、バブル期に所有した赤坂のビル2棟を売りに出し、別のもう1棟も売却する方針だ。
「赤坂という土地に外資数社が目を付け、外資1社が3棟の一括購入もあるとの説が流れています」(ジャーナリスト)
三菱東京との統合で重複店舗のリストラも避けられないが、閉鎖されるUFJの支店を狙っているのが国内の不動産ファンドだ。
「土地を買いたたいて、そこに商業ビルを建てる。で、1階にファミレスやコンビニを入れ、2階以上を賃貸で貸せば、一等地が多いのでベラボーに儲かる。資金力のある外資はこういう小さい案件には手を出さないから、国内の不動産ファンドの出番なんです」(不動産関係者)
“ハゲタカ”外資に国内ファンドも加わり、UFJ案件はひとつ残らずむしり取られてゆく。