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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu75.htm
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小泉・竹中内閣の失政で過去最悪の自殺者3万4千人
97年以来GDP が減り続けている原因は金融庁にあり
2004年7月27日 火曜日
◆<小泉首相>自殺者数過去最悪について「特効薬ない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00002021-mai-pol
小泉純一郎首相は23日、昨年1年間の自殺者が3万4427人と過去最悪を記録したことに関して「理由はなかなか分からない。なかなかこれだという特効薬がないので困っています」と語った。中小企業不況などとの関連については「事情は色々あると思いますね。経済状況を改善する努力はこれからも続けたい」と述べた。(毎日新聞)
[7月23日19時8分更新]
◆歩合外交員未来かたるが語る株式情報 2004年7月23日
http://www.irnet.co.jp/shikyo/2004/d20040723.html
かたる:僕は少し呆れています。どうしてこの国はこういう形なのでしょうか?
司馬遼太郎ではありませんが、いい加減にして欲しいと思います。本日、双日-2768の再建計画の概要が会社側から発表されており、詳しい事は9月に正式発表すると言われています。おそらく、僕の推測は正しいのでしょう。金融庁が行政指導で双日の債権区分の見直しを行い、UFJ-8307と三菱東京-8306の統合を画策した。二行の銀行が統合する事には依存はありませんが、その過程が不透明です。
一般常識では当事者間が納得した取引にお上が介入することはありません。警察だって民事不介入と言います。1985年ごろからの失政の責任を取った政治家や官僚は居たでしょうか?
私が問題とするのは、右の停滞する経済の事を言っています。1996年は橋本内閣の時です。それから小渕、森、そうして小泉と続きますが、GDPは低下しています。その間、アメリカ、ヨーロッパ、中国などは着実にGDPを増やしているのです。この失政の責任を誰が取ったでしょうか?
年代 日本(兆円)米国(10億ドル) ユーロ圏(10億ユーロ) 中国(10億元)
1996年 510 7817 5633 6789
1997年 521 8304 5756 7446
1998年 515 8747 5993 7835
1999年 507 9268 6268 8207
2000年 511 9817 6576 8947
2001年 506 10101 6843 9732
2002年 498 10481 7073 10479
2003年 499 10985 7254 11669
偉そうに小泉は景気の回復を自分の実績のように言っていますが、彼が総理大臣に就任した4月26日の日経平均株価は13973円だったのです。政策とは国民の安全と財産を守る事にある筈です。然るに、本日の新聞には、過去最悪の自殺者34427人の数字が踊っています。強引な手法をとっても良いでしょう。それなら、まずはじめに、政策責任を取るのが筋でしょう。
私は竹中の金融政策に前から反対しています。目黒さんは自分の仕事にプライドを持ち、仕事をこなしているのでしょう。しかしその成果を悪戯に乱用する事が日本の将来のためになるのでしょうか?たった2年ですよ。既に経済は立ち上がっています。逆の政策を取れば大きく変化すると思いますがね。UFJが東京三菱と統合しますが、構内の力関係は三菱優位でしょう。当然、UFJの行員は辞めていくでしょう。また失業者が生まれます。双日も過剰な整理を迫られ雇用が奪われるでしょう。
50、60歳のリストラされた社員は生きる意味を問い直すでしょう。そうして現実に絶望し死を選ぶのです。負け犬と呼ぶのは容易いけれど、何もこの時期にここまでやる必要があるのでしょうか?やるなら、自分達の襟をただし、率先垂範をしてから行政指導すべきでしょう。これじゃ、中国と良い勝負です。まるで共産主義ですよ。銀行はこれまでの約束を反故にして更にリストラを迫るのです。借金を期限前にちゃんと返し、前倒しで計画を実行しているのに、官のエゴで民間人だけが責任を取らされる。明確に「ものさし」がある訳じゃないのです。全てが裁量です。
借金をし投資をするのは経営判断でしょう。借金の対価には資産があるのです。その資産が利益を生んでいるのです。ただ借金が他社より多いという理由だけで、強権を発動して整理を迫るのは資本主義国家が取る行動でしょうか?やるべき時は住専の時だったのです。あの時に、竹中・木村論理を受け入れ、第二、第三の目黒さんを銀行に派遣し強烈に調べるべきだったのです。必要ない時期に悪戯に騒ぎを大きくしているような気がします。
恐い事ですね。
僕には分からない。何故、日銀がゼロ金利政策を実行しているのに、貸し出しが伸びないのですか?これじゃ、恐くて借金をしてまで事業を起こす人が居なくなるでしょう。金融はコンプライアンスの名目などでガチガチの行政指導を受けています。自由に行動が出来ないのです。全てにお上のお伺いが必要で、許可がなくては行動できないのです。経済が萎縮しますね。一番恐いのはこの強権発動です。国家権力の乱用ですよね。自由な市場があってこそ、経済が栄えるのです。積極的に借金をして行動する人はGDPを押し上げる人ですよ。その人達の自由な行動を奪うような政策が今の時点で必要なのでしょうか?
竹中さんもう一度考えてみてください。
あなたの理想国家像は理解できますが、あまりに露骨なやり方は副作用が生まれないか?心配です。
(私のコメント)
竹中大臣の金融政策は今までも散々酷評してきましたが、銀行が金融庁に振り回されて日本の銀行は統合に注ぐ統合でメガバンクは今では3行になってしまった。これは銀行が効率化を求めて合併による規模の拡大を目指して統合されたのではなく、金融庁による強権的圧力から防衛上やむを得ず統合をすることで国有化を切り抜けている。
銀行側にも護送船団方式の温室で育てられた銀行経営者は使い物にならず、ただひたすら大蔵省のご指導を守ることが彼らの仕事だった。ところが大蔵省がアメリカ政府の陰謀でつぶされてからは指揮官のいない軍隊となり、どんなに大軍だったとしても指揮官がいなければ家畜の群れになってしまう。
群れから外れたかわいそうな銀行がライオンたちに襲われて餌食になってゆく。群れから外れないように銀行たちは必死に統合してライオンの襲撃から身を守っているのですが、ライオンの襲撃を防ぐ役割をすべき政治家や官僚たちが、ライオンたちのなすがままに傍観しているのはなぜか。それは首相自身がライオンヘヤーのライオンだからだ。
それでも1997年ごろまではGDP も拡大しており株価も20000円台で不況ではあってもデフレではなかった。銀行も貸し出しを増やしていた。橋本内閣でビックバン政策が行われるようになってから銀行潰し政策が本格化して、日本の銀行の金融機能はストップしてしまった。銀行からの資金供給を断たれた企業は次々と倒れ、ライオンたちの餌食となっていった。
家畜の群れがライオンの群れに襲われているにもかかわらず、牧童達はライオンのなすがままにしている。家畜が増えすぎたから減らすために放置しているらしいが、家畜がライオンに襲われるたびに構造改革が進んでいると喜んでいる。どう見ても異常な光景だ。このような光景は市場原理主義と呼び弱肉強食の世界だ。
家畜を守る牧童達は家畜の餌の在庫がなくなったから家畜を減らす政策を行っている。しかし牧場は黒字であり家畜の餌を買うお金は十分にある。ところが財務省はアメリカに1年間に33兆円も金を貸しているのに、飼料を買う金はないとライオン首相は言う。家畜を売って儲けているのだからその金で飼料を買えばいいのだけれど、これ以上牧場を大きくするなとアメリカに脅されて家畜を減らそうとしているのだ。
ブッシュの経営する牧場は赤字経営だが拳銃を持ったカウボーイがたくさんいる。ところが日本の牧場の牛飼いは丸腰だ。だから嫌がらせのし放題で、ライオンの群れを放ったのもアメリカ牧場なのだ。ライオンが襲ってきたのだから、ライオン退治をすべき牛飼いに拳銃を持たせてライオンを退治すればそれで済むはずだ。アメリカ牧場はそれで報復してくるだろうか。
日本がアメリカ牧場に金を貸さねばアメリカ牧場は倒産するだろう。イラクへもカウボーイを派遣して牛泥棒をしているようだ。イラク牧場は水も油も豊富だから力ずくで奪おうというのだが、これは犯罪だ。だから日本は勇気を奮ってこのような凶悪なアメリカ牧場はぶっ潰したほうが日本の為になるだろう。日本を襲うのはライオンだけでなくトラやハイエナやハゲタカも襲ってくる。それらを追い払うためには拳銃や猟銃で武装する必要があると日頃から主張しているのですが、動物愛護運動家が銃を持つのはよしましょうと運動している。