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★貧困層の生活の厳しさを為政者に実感させるため、国会議員および閣僚の給与を最低賃金同額とすべきである。
1カ月の最低賃金生活挑戦、29人中14人挫折−−千葉労連 /千葉
「食べるので精いっぱい――」。時給677円に設定されている県の最低賃金の引き上げを訴えようと、6月に1カ月間、「最低賃金生活」を体験した千葉労連の組合員らが26日、記者会見し、体験談を披露した。
最低賃金とは、法に基づき、都道府県が毎年定めている最低限の賃金基準で、それ以下の賃金での労働契約を結ぶと違法になる。「最低賃金生活」は、最低賃金での生活がいかに苦しいかを実体験で示し、賃上げを求めようと、千葉労連の若手組合員約10人が03年、初めて実施した。
2回目の今回は若手だけでなく、中高年も含めた計29人が参加し、月22日間の労働を想定した月収11万9152円から、各種税金や保険料、千葉市中央区の最低家賃額などを引いた6万4128円で生活した。参加者は毎日の生活費を「食費」「教養娯楽費」などの項目ごとに帳簿に記入。同居家族がいる場合は家族と家計を分けた。
結果は、参加者29人中、最低賃金内で生活が賄えたのはたった5人。14人は途中で家計簿を付けるのをあきらめて「リタイア」した。残る10人は最後まで参加したが額をオーバーした。
最低賃金生活を貫徹したパート職員の高橋葉子さん(48)は「パート先と家を往復するだけの暮らしになった。この賃金で子育てをするとなるととても無理です」と最低賃金の低さを訴えていた。【吉岡宏二】
7月27日朝刊 (毎日新聞)