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http://www.jcif.or.jp/2001FR58.PDF
1990年代を通じて、銀行・証券・保険間の業態の相互参入を目指す「米国金融制度改革」の試みは、議会(グラス・スティーガル法改正の審議)や時には行政府(レギュレーションによる規制緩和)より推進されてきた。議会では1988年より金融制度改革法案の実質審議が開始された。しかし、@既得権益に固執する業界団体、A監督官庁の監督権限を巡る縄張り争い(Turf Battle)の結果、金融制度改革は容易に実現しなかった。1999年11月にグラム・リーチ・ブライリー法(GLB法)の成立により、10年来にわたる金融制度改革がようやく実現した。ここでは「米国金融制度改革」のこれまでの動きをまとめるものとする。
目次---------------------------------------------------------------------
第1章 議会における立法過程
第2章 米国金融制度改革の背景
第3章 1991年預金保険公社改善法と1994年州際支店設置効率化法
第4章 グラム・リーチ・ブライリー法(GLB法)の成立まで
第5章 グラム・リーチ・ブライリー法(GLB法)の概要
第6章 GLB法成立後の状況