国際的な資金流動性が顕著で、大量の資金が「金利」指標によって移動する現在、「基軸通貨」が何であるか、貿易上の決済を、何で行うかの意義は、経済上、国家経営上も、頗る大きい。為替が、手数料を伴うことを明記するべきであるし、ユーロの支配力が、オイル・マネーにおいて、増加するか、減少するか、は極めて大きな問題だ。
　貨幣の信用創造機能が、基軸通貨では、国際的な影響力を行使できる。
　ドルは、完全な金からの価値独立を果たした後に、ドル本位制によって、世界の通貨をコントロールしている。
　そのドルにたいする不安、つまり、米国の国内経済の世界経済への波乱を取り除く必要のために、アジアも動き出している。

　（理論的な考察）
　資金流入と経済発展　http://blog.melma.com/00112192/20040605105640
　債務と環境スワップ　http://blog.melma.com/00112192/20040607232333
　債務と環境スワップの等価性http://blog.melma.com/00112192/20040603014125

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