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(回答先: ユコスの強制執行着手 株譲渡めぐり駆け引き(共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 7 月 10 日 02:58:51)
ユコス社追徴課税、ロシア法務省が差し押さえに着手
【モスクワ=五十嵐弘一】タス通信によると、ロシア法務省は9日、露石油大手ユコス社の抱える994億ルーブル(約3740億円)の追徴課税分を取りたてるため、資金や有価証券を差し押さえる強制執行に入った。ユコスの資産を管理する関連会社にも同日、執行官が立ち入り、コンピューターサーバーなどを押収した。
法務省執行局のアンドレイ・ベリャコフ局長は「ユコスの操業を阻害するつもりはない」と述べる一方、資金や有価証券だけでは不十分であれば、不動産を差し押さえる可能性もあるとの考えを示した。
法務省は7日、追徴課税の支払期限が過ぎたとして、強制執行の手続きに入ったことを認めていた。
一方、インターファクス通信によると、ユコス社は9日、同社に対する追徴課税を認定したモスクワ市仲裁裁判所の決定を不服とし、課税認定取り消しと、追徴分回収のための強制執行の差し止めを求め、上級審のモスクワ連邦管区仲裁裁判所に控訴した。
ユコスは、筆頭株主ホドルコフスキー前社長(脱税などで公判中)の保有株放出と引き換えに、追徴課税を繰り延べを求めているとされる。(読売新聞)
[7月10日10時55分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040710-00000302-yom-int