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夏の個人向け国債販売額、過去最高１兆７７２６億円に (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=07yomiuri20040707ib01&cat=35
財務省は６日、６月に販売（予約受け付け）した夏の個人向け国債（第７回債）の販売額が、過去最高の１兆７７２６億円に達したことを明らかにした。
「顧客の認知度が高まってきた」（大手証券会社）ことに加え、最近の長期金利の上昇傾向を受けて、長期金利が上昇するほど利率が高くなる商品性が追い風になっているとみられる。
この結果、今年度の個人向け国債の販売額は、春の個人向け国債（第６回債）と合わせて３兆１９１１億円となり、早くも２００３年度の年間販売額（計２兆９６７１億円）を上回った。
[ 2004年7月7日3時11分 ]
＜個人向け国債＞発行額３兆円突破 予定額早くも上回る (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=07mainichiF0708m027&cat=2
財務省が０３年３月に販売を開始した個人向け国債の発行が好調だ。今月１２日に発行される第７回債の発行額は１兆７７２６億円で、０４年度の発行額合計は３兆１９１１億円となり、０４年度当初の発行予定額２兆１０００億円を早くも突破した。個人向け国債は半年ごとに実勢金利に応じて利回りが変わる変動金利制で、景気の回復に伴って金利が上昇局面にあることから、個人投資家の人気を呼んでいるようだ。
個人向け国債は金融機関と郵便局を通じて毎年度４回販売。１０年満期で１万円から購入でき、半年ごとに利子を受け取ることができる。０２年度は財務省の発行予定額３５００億円に対して、３８３５億円発行。０３年度は１兆５０００億円に対して、２兆９６７１億円発行するなど、販売のペースが伸びていた。０４年度は２回目の販売となる第７回債で前年度の実績を上回った。このペースが続けば、０４年度の発行額は６兆円を突破するとみられる。
販売が好調なのは、「景気回復に伴う長期金利の上昇を見越して、金利が低い預貯金を国債にシフトする個人投資家が増えているため」（市場関係者）とみられる。
財務省は０４年度に借り換え債や財投債を含め、１６２兆３４０７億円の国債発行を予定しており、個人向け国債の発行予定額は全体の約１％にすぎない。急激な金利上昇を避けるため国債の安定消化が課題の財務省は、個人向け国債の販売を拡大する方針で、予想を上回る好調ぶりを歓迎している。【川口雅浩】［毎日新聞７月７日］
個人向け国債が人気 背景にペイオフ解禁も (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=07kyodo2004070701004041&cat=38
財務省が、国債の円滑消化のため発行に力を入れている個人向け国債が、予想を大幅に上回る売れ行きをみせている。本年度は春と夏の２回の発行で約３兆２０００億円を販売し、既に年度発行見込み額の２兆１０００億円を突破。金利上昇に伴って利率も上がるという従来の国債にない商品性に加え、来年４月に予定されるペイオフ全面解禁を前に、安全な投資先として国債が見直されているという背景がある。
個人向け国債は財務省が昨年３月から発行を開始。１万円から購入でき、利率は直前に入札された１０年物国債に合わせて半年に１回見直される。長期金利が上がれば購入した国債の利率も上がる仕組みだ。利率は０・０５％の下限があり、それより下がることはない。
[ 2004年7月7日18時38分 ]
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