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http://www.melma.com/mag/15/m00051915/a00000012.html
□□ 構造改革なくして日本の生きる道なし □□
今一度ソニーの出井CEOの言う「三つの日本」を復習して見ましょう。
(一) 政治家と官僚が支配する日本
(二) 銀行や通信など政府の保護を受け国内市場を相手にする日本
(三) トヨタやソニーなどの輸出型製造業の日本
今までは輸出型製造業が四番バッターとして日本を支えて来ました。
ところが今、四番バッターが不在になってしまったのです。今まで神輿に
ぶら下がって来た(一)と(二)の日本が今度は頑張らなくてはなりません。
政治家と官僚が支配する第一の日本は抜本的に変革が必要です。特殊法人
の廃止・民営化を始め、これからは税金は効率を考えて使わなければなり
ません。小泉首相の提唱する構造改革を必ずやり遂げなければなりません。
そのためには我々国民が小泉内閣に高い支持を与え続けることです。
政治家と官僚が支配する世界を一旦破壊して、新しい創造に取り組まなけ
れば日本の将来はありません。国債発行をまずは三十兆円に抑え、なるべ
く早く十七兆円にまで毎年の国債発行を下げて、これ以上借金を増やさな
いことが一番大切です。
保護を受け、国内市場を相手にしてきた(二)の日本にはこれから激しい
淘汰の嵐が吹いてきます。この世界では世界との競争に勝たなくては仕事
が来ない状況が作りだされました。多くの読者の皆さんはこの世界に住ん
でいます。「弱肉強食」の厳しい時代がやって来ます。日本人は競争に強
い民族ですから、一時の苦しみから意識を切り替えて敢然と戦いに挑めば
必ず勝利するのです。恐れず立ち向かうことです。
日本を長らく支えてきた輸出製造業は今まで何度となく危機に遭遇して生
き抜いてきました。今後は上に述べた(一)と(二)の日本の分まで頑張
ることはありません。自分自身のことだけ考えれば良いのです。
さて色々述べて来ましたが「変化ある時チャンスありです」これからの新
しい世界では人より少しでも先を行けば必ず先行者利益が待っています。
面白い時代に生きることが出来たと前向きにとらえて前進しましょう。