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米ゴールドマン、2.2億円支払いでSECと和解へ-アジアのIPO絡み (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=02bloombergjpaf9dJqh5yYSI&cat=10
7月1日(ブルームバーグ):証券3位の米ゴールドマン・サックスは1日、
アジアでの4件の株式販売に関し、200万ドル(2億2000万円)を支払うことで
米証券取引委員会(SEC)と和解に合意した。
SECは、ゴールドマンが石油生産で中国最大手、ペトロチャイナの2000年
4月の新規株式公開(IPO)で、当局がIPOを認可する前に顧客に電子メー
ルで詳細を伝えたことなどを問題としている。
SECで調査を担当した弁護士ポール・バージャー氏は「一部顧客にのみ案
件の詳細を伝えれば、情報を持たない顧客との間に不公平が生ずる」と指摘した。
米証券法では株式の募集や売り出しについて、SECの承認前に暫定目論見書以
外の文書で情報を提供することを禁じている。
ゴールドマンの広報担当者ピーター・ローズ氏は「問題が解決したことは喜
ばしい」と述べた。同社は不正行為について肯定も否定もせず、支払いに合意し
た。
ブルームバーグ・データによると、ゴールドマンは、1999年以来の中国での
株式引き受けで中国国際金融公司(CICC)に次ぐ2位で、12.6%の市場シェ
アを持つ。年初来では英BPによるペトロチャイナ株売却を含め32億ドル相当の
中国案件を手掛けている。
原題:(抜粋) {NXTW NSN I06V0Q0D9L35