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http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/gdp.html?d=23fuji40057&cat=7
サラリーマンよシラけるな!「反竹中」で決起せよ (夕刊フジ)
サラリーマンよ、投票所で決起せよ!! 7月11日投開票の参院選で24日公示をあすに控え、経済小説の第一人者、高杉良さん(65)が緊急直言した。下馬評だと、自民党公認の比例区で出る「集票の目玉候補」竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)が「100万票確実」といわれるなか、高杉さんは「改革の名の下に弱者を痛めつける『破壊路線』を支持していいのか」と警鐘を鳴らす。
【破壊者】
「竹中氏がやってきたことは、改革ではなく、破壊に過ぎない」
昨年前半までのどん底状態に比べると、国内景気はこのところ、回復基調をたどっている。
小泉純一郎首相(62)や竹中氏は、これを「構造改革の成果」と自画自賛。竹中氏は22日の会見でも「叩かれても叩かれても、改革」「経済失政と批判した野党党首に説明責任を求めたい」などと胸を張ったが、高杉さんは否定する。
「政府・日銀の大規模な円売りドル買い介入と、米国、中国の好調な経済、景気循環、そして企業のリストラのおかげで、なんとか良くなってきただけ。政策的なことで景気回復しているということは全くない」
【税収減】
高杉さんが最大の失政に挙げるのが、「景気対策を優先させなかった結果、税収が減ったこと」だという。
「プライマリーバランス(基礎的財政収支)は平成15年度で19.65兆円の赤字と戦後最悪の水準。また、小泉政権発足当時の13年4−6月期と、今年1−3月期を比べると、名目GDP(国内総生産)は0.7兆円、国内民間需要も1兆円減った」と高杉さん。
「構造改革で民需が増えたわけではまったくない。米国や中国の景気次第で、“いまだ薄氷を踏む思い”というのが現実だ」
【裁量行政】
14年秋から金融相を兼任してきた竹中氏。金融庁の特別検査や業務改善命令、監査法人への締め付けを武器に、銀行を追い込んできた。
選挙戦でも金融改革の成果を訴えることになりそうだが、高杉さんは「あまりに裁量的で質が悪い」と異議を唱える。
「りそな銀行や足利銀行に税金が投入され、いまUFJが狙われているが、そもそも景気対策を優先させていれば、不良債権があそこまで膨らまなかった」
「大口融資先のダイエーも標的になっており、外資に売られてしまう可能性もある」
そのうえで「竹中氏と金融庁の政策が間違っているのは、歴史が証明する」と予言する。
【投票所へ!!】
「大臣就任前の日本マクドナルドの未公開株保有や地方税“節税”といった人間性にかかわる問題も無視できない」と語る高杉氏は警告する。
「もし、竹中氏が100万票を取るようなことになれば、“強きを助け、弱きをくじく”竹中方式が、ますますやりたい放題となる。日本の企業は市場原理主義、つまり米国化が進み、儲(もう)けるのは一部だけ。マジョリティー(多数者)は圧倒的に弱者となる」
「決して特定の政党を支持しているわけではないが、日本の今後を左右する大きな転換点にあるだけに黙ってはいられない」と高杉さん。
「サラリーマンよ、シラケないで、選挙に行こう」と訴える。
[ 2004年6月23日()18時0分 ]
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