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(回答先: いらない不良債権,ありませんか? 投稿者 愚民党 日時 2004 年 6 月 27 日 02:28:52)
新BIS規制を承認、銀行の自己資本比率に新ルール
【ロンドン=黒井崇雄】銀行の自己資本比率を算出する新たな国際ルール「新BIS規制」が26日、最終決定した。
先進10か国中央銀行総裁・銀行監督当局長官会合が同日、スイス・バーゼルで開かれ、日米欧の銀行監督当局で作る「バーゼル銀行監督委員会」の合意案を承認した。
新規制は、中小企業や個人向けの融資が多い銀行や、不良債権処理を進めた銀行ほど自己資本比率が高まる仕組みを採用したのが特徴だ。2006年末から2007年末にかけ段階的に導入される。現在のBIS規制が1988年に策定されて以来、初の抜本改正となる。
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これを受けて、金融庁は今秋までに国内ルールを整備する方針だ。
邦銀の多くはすでに、新規制導入に向けて準備を進めており、今回の改正が日本の金融システムに与える影響は少ないと見られる。ただ、不良債権処理が遅れている一部銀行は、自己資本比率が大幅に低下する恐れもある。
新規制では、国際業務を行う銀行に義務付けられる自己資本比率は現行の「8%以上」のままだが、貸し倒れなどのリスクをより厳密に計算する。また、コンピューター障害や職員の事務的ミスなどで損失が生じるリスクも数値化し、新たに計算式に盛り込んだ。
また、リスクの評価方法は、高度なものから簡易なものまで3通りの方法から各銀行が選択できる。(読売新聞)
[6月27日2時38分更新]